サービス品質尺度を用いたSCのブランド及び店舗評価に関する消費者知覚の検証 ―国内SC企業のグローバル戦略立案への提言を目的として―

代表者:経済学部・准教授 圓丸 哲麻

 本研究は26-28年度の経済社会総合研究センタープロジェクト研究を基盤とし、既存の流通・マーケティング研究においてほとんど議論されていない消費者認識におけるショッピングセンター(以下SC)業態店舗の類型化を試みる研究である。申請者はこれまでの研究において、消費者が「百貨店」と「SC」を異なる業態として認識していることを実証的に明らかにした。しかしながら、SC間の店舗特性の違いに関しては明らかにできていなかった。よって本研究では、消費者がどのような基準を持ちSC店舗に違いを知覚するのか、またそれらをどう利用するのか(店舗の使い分け、目的買いの割合など)、大手SCを対象に検討する。

 本年度の研究の特徴は、サービス品質尺度(SERVQUAL)を用いて、代表的なSC店舗を対象とし、店舗ごとの消費者の評価の違いを比較検証し、ポジショニングマップの作製を試みる点である。そして、[1]消費者視点からSC店舗の特性とその違いの調査と、[2]海外SCとわが国の海外SC店舗の実地調査から、今後のグローバル市場における戦略を検討する。

◎圓丸 哲麻 経済学部・准教授

[協]橋本 裕一 阪急阪神百貨店
[協]増木 誠 日本SC協会
[協]三崎 永一 セブンアンドアイ
[協]担当者なし ICSC