小野副学長を座長に 「柏市ダイオキシン類公開座談会」
2007.3.1

本学の小野宏哉副学長が座長を務める「柏市ダイオキシン類公開座談会」は2月12日、柏市南部クリーンセンターで環境科学研究者や市民らが多数参加して開催されました。
柏市はこのほど、第二清掃工場建設計画に伴うダイオキシン類健康影響調査をまとめ、影響のないことを確認しました。これまでの画期的な取り組みを振り返り客観的なデータと併せて専門家による座談会を行い、市民と行政が全力で取り組んだ過程の評価を行ったものです。
まず、環境コンサルタントにより環境アセスメントが開始された平成9年から現在までの柏市のダイオキシン類の一般状況と稼働しはじめた平成17年からの第 二清掃工場周辺濃度などの調査結果をまとめ、野焼きや大小の焼却炉の規制など発生抑制対策の効果などもあって大気中のダイオキシン濃度は環境基準の0.6 ピコグラムを下回る傾向になっていることが示されました。


公開座談会は、これらの調査を踏まえ専門家の意見交換を通して総合的な発生抑制対策としてのダイオキシン類対策がとられたことへ市民の理解を深めてもらお うと開かれたものです。出席者は小野副学長のほか、永井正規・埼玉医科大学教授、水野建樹・日本気象協会首都圏支社参与、宮田秀明・摂南大学教授、米元純 三・国立環境研究所総合研究官の4人。公衆衛生学や疫学、大気汚染などそれぞれの専門分野の立場から、調査結果について意見交換しました。また会場の市民 との質疑応答がありました。
小野副学長は「この問題についてデータを前提にして意見交換できたことは進歩だ。環境が改善されていることは、前向きに認めていただけるのではないか。これからも議論する機会があればよいと思う」と総括していました。

挨拶する小野座長

自己紹介する講師

意見交換する出席の講師

盛り上がった会場