韓国最高経営者経営倫理研修会、本学で開催
2007.5.28

韓国最高経営者経営倫理研修会が5月8日から11日までの3日間、本学で開催されました。韓国企業倫理経営研究院主催、本学とモラロジー研究所共催で三星電子など38企業・団体45人が参加しました。 
冒頭、中山理学長は、道経一体の教育に本学が力を入れるに至った経緯や高巌企業倫理研究センター長を中心とした企業倫理研究センターの概要を紹介すると同時に、本学と韓国とが密接な関係にあることに触れ、大勢の留学生が学びに来ていること、文化や学術の面でも韓国語研究では日本で第一人者の梅田博之前学長、藤本幸夫教授が活躍していることなどを披瀝。「この機会に企業倫理への理解を深め、両国の友好関係が発展することを期待する」と挨拶しました。 
この後、本学の企業倫理研究センターの梅田徹教授「CSRの国際的潮流」、中野千秋教授「日本の実態と課題」、高センター長「経営者の使命と組織の取り組みについて」と題して講義。世界や日本で頻発する企業の不祥事、それに対して国連をはじめとした、組織や企業の腐敗防止対策への取り組みなど具体的な事例を紹介。結論として「企業は(利潤を上げるために)いろいろなことをやらないと評価されない時代だが、誠実な企業経営をすることが、社会やマーケットからの信頼を得るカギとなる」と話されました。各講義の後には、聴講の参加者から「CSRとビジネスエシックスとの関係は?」などの質問が飛び出し、企業倫理に対する関心の高さをうかがわせました。  
このほか三井住友海上火災保険の秦喜秋会長が「三井住友海上グループのCSR経営と目指す姿」と題して特別講演、十川照延モラロジー研究所常務理事・日本道経会会長より、倫理道徳の研究とそれに基づく「心の生涯学習」を推進している財団法人モラロジー研究所や日本道経会の事業などの紹介がありました。最後に「経営の根幹は誠実であること」をテーマにパネルディスカッションがあり、パネリストに三井物産株式会社CSR推進部長・山本隆彦氏、トヨタ自動車株式会社CSR環境部CSR室長・長谷川雅世氏、日本ハム株式会社コンプライアンス推進部長兼経営倫理室長・宮地敏通氏、三井住友海上火災保険株式会社経営企画部CSR推進室長・本島なおみ氏が出席。高センター長をファシリテーターに、パネリストから各社のCSRへの取り組みなどが報告され、活発な議論が行われました。 
帰国の途中、主催者の韓国側で参加者に研修会についてアンケートを調査しましたところ、「内容や準備など、すべての面で90点」という評価で、これは今まで韓国内で行った多くの経営研修会ではほとんど前例のないほどの高い評価だったということです。

挨拶する中山学長

梅田教授

中野教授

高センター長

三井住友海上火災保険の秦会長

十川道経会会長

参加者が記念の撮影

講義会場

熱心に聞く聴講者

疲れも見せず

質問も活発に

パネルディスカッションから