地域史研究家・青木更吉先生の特別講義が開催される
2007.6.1

去る5月26日(土曜日)、外国語学部「自主企画ゼミナール」で、地域史研究家で民俗学者の青木更吉先生をお招きして、「地域文化(東葛)の理解と民俗学の方法」と題した特別講義を賜りました。
青木更吉先生は、東葛とその近隣地域の民俗文化や歴史に関する研究で著名であり、その業績は『野馬土手は泣いている』や『流山の伝承遊び』(ともに崙書房出版)をはじめとする十数冊の本にまとめられています。現在は、NHK文化センターに出講されております。
今回青木先生をお招きした「思想史・民俗学ゼミナール」は、外国語学部の「自主企画ゼミナール」の一つとして4月に開講されたものです。この「自主企画ゼ ミナール」は、正規のカリキュラムに無い研究テーマについて、指導を受けたい教員の了承を得て、学生が自主的に企画・運営するゼミナールです。現在複数の 「自主企画ゼミナール」が開講されていますが、「思想史と民俗学ゼミナール」では、9名の学生が自主的に日本の民俗文化についての研究を多角的に進めてい ます。
今回、青木先生には、東葛地域の子どもの伝承遊び、流山のオランダ観音の由緒、そして同じく流山の味醂(みりん)の文化の歴史などのテーマを中心にお話し頂きました。またこれらのお話を通して、民俗調査の方法についても非常に具体的にご教示頂きました。
先生のお話は尽きるところがなく、その広く深い学識に裏打ちされたお話にゼミ生一同大いに刺激を与えられました。
講義終了後も、学生の求めに応じて、キャンパス内の喫茶室に場所を移して、多様な質問に一つ一つ丁寧に応じて頂きました。
民俗の森の奥深さと魅力を実感した一日となりました。
(「思想史・民俗学ゼミナール」記)