MADD Japanの飯田和代代表が特別講義 水野治太郎教授の『ボランティア論A』で
2007.6.7

飲酒運転撲滅運動を全国的に展開しているNPO法人「MADD Japan(Mothers Against Drunk drivingの略)」の飯田和代代表を招いての特別講義が5月18日、外国語学部の水野治太郎教授の「ボランティア論A」で行われました。 
MADDは、1980年にカリフォルニアで発生したひき逃げ事件で若い娘を失った被害者の母親が立ち上がって始まった運動。現在、テキサス州の本部を中心に、全米および世界各国に600支部があり、日本では、飲酒運転の暴走車に20歳の次女を奪われた飯田代表が2002年に設立しました。MADD Japanの会員は、「飲酒運転は犯罪なんだ」として全国の自治体や企業、中学・高校・大学などを訪れ「未成年者への飲酒禁止教育」「被害者支援」に力をいれ、特に若い人たちの意識改革に取り組んでいます。 
本学での講義では、アメリカ社会の若者の現状を飯田代表がビデオを使い、解説しながら学生たちに紹介しました。飲酒運転、飲酒前と飲酒後の肝臓の働きの違い、ドラッグの怖さなど、学生たちは映像を食い入るように見つめていました。 
飲酒運転による事故は、なかなか後を絶ちません。平成18年8月に福岡市で一家5人が乗ったRV車が追突されて橋から海に転落、幼児3人が死亡する悲惨な事故もありました。運転者は市役所に勤める青年でした。本学では平成14年11月、バイクの2年生の学生が、飲酒運転の車にひかれて死亡する悲しい事故がありました。平成17年以前の過去3年間の死亡事故で最も多かったのが、酒気帯び51%、酒酔い22%となっています。 
「飲んだら乗らない! 乗らせない!」は当たり前のこと。飯田代表は「私のようにいままで『母の日』にカーネーションを贈ってくれた娘を亡くした人もいれば、贈るべき母親を失った人もいます。こうした悲しみは二度と起こしてはなりません」と学生たちに呼びかけていました。事故にめげずトランペットを愛し続ける方の演奏も紹介されました。

学生に紹介する水野教授

講義する飯田代表

授業風景

事故にめげずに