ドイツ語学科生、留学先でインターンシップ
2007.9.20

本学と提携しているトリーア大学、ロストック大学に留学したドイツ語学科生7人が、2006年から2007年にかけて、留学先のドイツでインターンシップを経験しました。研修地はロストック、期間は2週間で、研修施設は幼稚園、小学校、老人ホーム、旅行案内所、動物園など。ロストック大学への留学生は授業の一環としての研修で、学生寮からそのまま職場まで通いました。トリーア大学への留学生はロストックにある日独協会の援助を受けての研修で、研修期間中、ホームステイをさせてもらいつつ研修を行いました。トリーア大学に留学した、小林晴香さん、小崎樹利さん、班目知美さんの3人のインターンシップは、現地新聞にも掲載されました。

留学先でインターンシップを経験したドイツ語学科生

現地新聞にも紹介されました

現地新聞に掲載された記事

ドイツ語学科3年、三上若菜さんは、全体の感想を次のようにまとめました。

どの研修施設でも生きたドイツ語が要求され、ドイツ語がまだ完璧ではなかった私たちはとても苦労しましたが、周囲の人達のサポートもあり、とても多くのことを経験することができました。ドイツの職場を実際に体験したことで、日本とドイツの文化の違いを肌で感じることができたのも貴重な発見です。また、ホームステイを通し、ドイツの家庭の雰囲気を味わうことができたのもとても幸運なことでした。 
実際に働くということはやはり楽しい面だけではありませんでしたが、辛い面だけでもなく、努力が認められることもあり、そういう時は『努力してよかった』と心から思うことができました。この経験はドイツ語のためだけでなく、実際に社会に出て働く時の自信にもなったと思います。今後、留学する学生にもこのような機会があると思いますが、異国の地でインターンシップ経験ができることはこれからの生活においてもとても良い刺激になると思います。

以下は、インターンシップを実際に行った各学生の感想です。

私は、動物園での研修で、アザラシやオットセイ、猿の世話を担当させていただきました。毎日早朝からの仕事で主に、エサや掃除を担当しました。たった2週間でしたが生きたドイツ語に触れることができ、自分の興味があることをできてとても素晴らしい体験でした。(ドイツ語学科3年 小林晴香)

私は冬に2週間、ヴァルネミュンデの観光案内所でプラクティクム(補注:インターンシップ)をさせていただきました。ここで会話をする相手は職場の人や観光客が主で、自分に必要とされたのは自然かつ丁寧なドイツ語ということで大変苦労をしましたが、人とのふれあいのなかで多くを学ぶことができました。できる範囲で、いかにうまく表現するかが、会話においては重要なことだということに気付かされました。ドイツ人に囲まれて過ごした2週間は、とても貴重で忘れられない体験になりました。(ドイツ語学科3年 小野田真梨)

観光案内所での研修

私は日本に帰国する前に、介護施設で2週間の研修をさせていただきました。私が手伝わせてもらったのはErgotherapie(作業療法)と呼ばれるリハビリテーションの一つで、音楽に合わせて打楽器を演奏したり、工作などをしながら一緒に体を使ってコミュニケーションをとるプログラムでした。お年寄りの人たちがどんどん“笑顔”になっていくのがわかり、私にとっても素敵な時間でした。別れのときに言われた『ありがとう、これからも健康でいるんだよ』という言葉がとても印象に残っています。(ドイツ語学科3年 小崎樹利)

介護施設での研修

3月後半にドイツの小学校で2週間のインターンシップをする機会がありました。私が行なったのは、主に生徒の自習のサポートや日本についての授業、生徒に折り紙を教えたりすることでした。生徒達のドイツ語はとても早く理解できないこともあり大変でしたが、生徒達と接していくうちにコミュニケーションに必要なのは言葉だけではないことに気付かされました。ドイツと日本の学校の違いも、とても興味深いもので、たくさんの発見のある2週間でした。(ドイツ語学科3年 三上若菜)

小学校での研修

私はドイツの幼稚園で2週間インターンシップをしました。このインターンシップで最も大変だったことは、子供たちの話す子供言葉が聞き取りづらいということでした。さらに喋るスピードは速いうえに、はっきり喋ってくれないのでとても苦労しました。 
一方、良かったことは、先生方がとても親切で、生徒達に日本について紹介する機会を作って下さったことです。私はまず地球儀でドイツの場所を教えた後、日本の場所を尋ねてみたり、箸の使い方を示したりしました。一番人気だったのは折り紙で、私が折り紙で鶴を作ると子供達はとても喜んで、次から次へと私のところに来て大人気でした。 
当初、日本人である私が子供達、先生方に受け入れてもらえるか心配でしたがそんなことは全く問題ではなく、皆日本のことを知りたいと言ってくれ、興味を持ってくれたことが何より嬉しかったです。言葉には苦労しましたが、毎朝私が来るたびに飛びついてきてくれる子供たちはとても可愛く、ここに来てますます子供が大好きになりました。 (ドイツ語学科3年 班目知美)

この他にもロストック大学留学生だった神津あゆみさん、小泉真義くんも幼稚園と小学校で職業研修を行いました。