実践的CO2削減論を聴く
2007.10.16

「環境マーケティング」の特別講義第1弾は、日本で、環境コンサルタント兼ライフスタイルCO2アドバイザーとして、ラジオ局J-WAVEの「ロハスサンデー」や、その他テレビ、雑誌などのメディアで活躍中のスウェーデン人、ペオ・エクベリ氏を招いた(去る10月11日)。 
ペオさんは、ベジタリアン(肉は環境負荷が高い。牛を1Kg肥えさせるのに10Kgの穀物が必要)で、日本人のキャリアウーマンの奥さんとの2人暮しで1ヶ月にごみはサッカーボール1つぐらいしか出さないという実践派エコロジスト。 
学生とやりとりしながら、具体的にどう行動すれば、CO2を減らすことができるかを語りかける。知識を伝授することが中心の日本の大学の授業に慣れている学生達は、最初は戸迷いを見せたが、テレビ世代の学生達は、映像を見せながら、身ぶり手ぶりで語りかけるペオさんの熱意に引き込まれて行った。 
先進国の住人は人口は地球上の4分の1だが4分の3の資源を消費しており、今のままでは、あと3つ、合計4つの地球が必要。資源の消費を4分の1にする(ファクター4=効率を4倍にする)ライフスタイルに切り替える必要がある。それには“自然に返すことができる以上にとらないこと。”つまりプラスチックのボールペンは石油でできていて、石油は地下で100万年かかって作り出されたもので、プラスチックを土に返すまでに100万年かかってしまう。 
“地下にあるもの”(石油、石炭、天然ガス)を使うと環境負荷が高いが、“地上にあるもの”(植物、動物)はすぐ自然に戻る。この“地上”“地下”の説明は学生を大いに納得させ、通常の授業を補って余りあるものとなった(文責・環境マーケティング担当・大橋照枝教授)

司会の大橋教授

熱心に聴講する学生

講義風景

講義するぺオ氏