中国語学科の荒井君、松本さんが入賞
2008.4.15

「第5回日台文化交流 青少年スカラシップ」(主催:フジサンケイビジネスアイ、産経新聞社)の表彰式が3月25日に東京で行われ、中国語学科3年の荒井翔君が作文部門で優秀賞に、同4年の松本佳代子さんがマンガ部門で奨励賞(前回は作文部門で優秀賞)を受賞しました (荒井さんは現在4年、松本さんは卒業)。また、副賞である台湾研修旅行では前台湾総統である李登輝氏への表敬訪問等も行われました。 
このスカラシップは「真の若者交流を通じて明日の日台新時代を拓く」のスローガンを掲げ、日本と台湾の若い世代の相互理解と交流を目的としたもので、今回は日本の中・高校・大学生から作文、書道、絵画、マンガの4部門に合計1101点の応募がありました。荒井君は、台湾に留学して知り合った台北の「228紀念館」と「総統府」のボランティアガイドをしている蕭錦文さんとの対話を「台湾への思い-蕭さんのこと」としてまとめました。
荒井君が中国語に興味を持ったのは、中学・高校で読んだ三国志がきっかけでした。「漢文と漢字が好きで、中国の古典に書かれてあることを、その時代の人の声で読んでみたかった。中国語を使える人は2000年前の古典を読むことが出来る。そこに時間を超えた偉大さを感じた」のだそうです。 
そして、本学の中国語学科へ。しかし、授業で学ぶ文字が近代に簡略化された『簡体字』であり、歴史を感じない簡体字に大きな違和感を抱きました。その1年後、荒井君は台湾・淡江大学へ留学し、街にあふれる昔のままの姿の漢字『繁体字』を目にしたのです。「そのとき、それまで自分が求めていたものの正体がわかった。『お前、そこにいたのか』という感じでした」と荒井君。半年の留学が2年にも延び、体調を崩すほど言語の習得と歴史・文化の学習に夢中になりました。最後に荒井君は今考えていることとして「中国だ、いや台湾だ、ということではなく、まず純粋に歴史をしっかり学びたい。また、この経験と知識を活かして将来は日本と台湾の懸け橋になれるような仕事をしたい」と話していました。

「第5回日台文化交流 青少年スカラシップ」受賞者一覧