大学コンソーシアム柏 「地域学リレー講座」がスタート
2008.6.9

柏市と近隣の大学や自治体でつくる「大学コンソーシアム柏」で本学が幹事校を務める「学びと実践分科会」は、「地域学リレー講座」をスタートしました。

この講座は、「地域で学ぶ 地域を学ぶ 地域に活かす―地域再発見! 自分再発見!!―」を総合テーマとし、6月7日に記念すべき第1回が開催され、会場となったアミュゼ柏には300名を超える聴衆が集まりました。

大学コンソーシアム柏会長である本多晃・柏市長の挨拶に始まり、ノーベル物理学賞受賞者で平成基礎科学財団理事長の小柴昌俊氏が、「やれば、できる。」と題して講演されました。
今回の講演は、小柴氏の愛弟子にあたる本学大学院国際経済研究科長の小野宏哉教授の尽力により実現可能となりました。

基礎科学の重要性を啓発し、それを学ぶ楽しさを普及させるために設立した平成基礎科学財団の設立経緯とその苦労話しに始まり、ニュートリノの研究や神岡での実験において、どのような困難に出会ってそれをどうやって乗り越えたかについて講演され、「全ての困難は一人では簡単には乗り越えられない。一生懸命に考え、努力し続けることが重要である」と訴えられました。さらには、「問題が起こった時には、それまでやってきた経験をもとにどう取り組むべきか考えて考え抜き、謙虚に教えを請うことも重要である」とも述べられました。

熱の入った講演は予定時間を超え、終了後の質疑の時間でも、多数の質問がありました。中でも、聴講していた高校生から「物理学が大好きで将来は学者になりたい。研究者として基礎科学の重要性をどのように伝えていけばよいのか」との質問に対して、小柴氏は「人間はどれだけお金を稼げるかではなく、どれだけやりがいがあるのかと思えることが大切。ずっとその思いを持ち続けて欲しい」と述べられました。このやり取りに、場内は自然に拍手が沸き起こり、初回にふさわしい講演会は感動のうちに終了しました。

次回は、6月28日(土)に、聖徳大学の福留強教授が「地域であなたの生き方が変わります」をテーマに講演されます。また、8月23日(土)には本学の中山学長が「知的生活とは?」をテーマに講演する予定になっているほか、加盟大学による興味ある講演が予定されていますので、身近な地域での学びの機会に、ぜひご参加ください。

なお、開催日時・場所や申込方法などの詳細は、下の添付ファイルをご覧ください。

地域学リレー講座案内チラシ

地域学リレー講座開催一覧

開会挨拶をする本多市長

講演する小柴氏

画面を投影して説明