第2回言語研究センターと言語科学会との共催ワークショップを開催
2008.7.9

7月5日土曜日の午後1時から午後4時半まで,本学の生涯教育プラザにおいて、ワークショップ「日本語コーパスの使用法と解析法」が開催されました。講 師は、情報通信研究機構の李在鎬研究員と本学の玉岡賀津雄教授が担当しました。今回のワークショップには、トルコをはじめ、山口・広島・宮城の遠方を含む 全国から30名の参加者がありました。大学別では,本学をはじめ,トルコ・チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学、東北大学、お茶ノ水女子大学、東京女子 大学、明海大学、山口県立大学、広島経済大学、中央学院大学、群馬県立女子大学、情報通信研究機構、国立国語研究所の12の大学・研究機関で、教員および 大学院生の参加がありました。
李 在鎬 氏による講演では、近年開発が大きく進みつつある日本語研究のためのコーパスやその入手・利用方法が幅広く紹介されました。とくに、ウェブブラウザ上で利 用可能な言語資源を中心に、形態素解析技術など自然言語処理の研究成果を組み込んだコーパス管理ツールについての詳細な解説がありました。
玉 岡教授による講演では、コーパスから抽出した言語表現の共起頻度を分析するために有益な「エントロピー」と「冗長度」という指標が紹介されました。これら の2つの指標により、コーパスから抽出された頻度の偏りや格差に関係なく、さまざまな表現における共起頻度のパターンを直接比較することができます。参加 者は、実際にExcelでこれらの指標を算出する練習を行いました。
ワークショップ中だけでなく、休憩時間にも直接講師に質問する参加者が多く、活発な質疑応答が交わされ、ワークショップは盛況に終わりました。

 

講師の李 在鎬 氏(右)と玉岡教授(左)

PCを使って実践しながら

休憩中も質問を