盛大に、和やかに国枝さんの壮行会
2008.8.8

北京パラリンピックで車いすテニスの制覇を目指す国枝慎吾さん(麗澤大学職員=麗高・麗大65期)の壮行会が8月7日、れいたくキャンパスプラザで盛大に 開催されました。壮行会には廣池幹堂理事長ら大勢の教職員が集い、国枝さんを励ましていました。国枝さんは9月6日の開幕に合わせ日本選手団の一行と共に 8月30日に出発。初戦は9月8日に予定されています。
国枝さんは、日本選手団のユニホーム姿で黒光りした顔に微笑を浮かべて登場しました。バックには国枝さんの写真とともに教職員をはじめ、地域や地方の方々、学園に合宿に来た生徒や学生の方々が心を込めて書いた特大の寄せ書きの応援幕が飾られています。
廣池理事長は、世界テニス界のスーパースター、ロジャー・フェデラー選手(スイス)が訪日した際、日本テニス協会幹部が男子の低迷を嘆いたところ、「日本 には、ミスター・国枝がいるじゃないか」とたしなめ、国枝選手を称えたエピソードを披露するなどして「国枝君は、我々に我々の知らない世界を教えてくれ た。結果はともかく我々にできることはなんでもする。頑張ってください」。また佐藤政則副学長も「期待が大きい分だけプレッシャーがあると思うが、それに も負けずチャレンジしている姿で十分だ。北京で大いに羽ばたいてくれると思う」と激励しました。
田中駿平常務理事の乾杯の発声の後、参加者全 員で国枝さんを囲んで記念の写真を撮ったり、今でなければ聞けない国枝さんとの一問一答もありました。「彼女はいるの?」「試合前のプレッシャーはどう乗 り越えているか?」など。それに対して国枝さんは丁寧に応えていました。
この後、若手職員が応援歌『栄光の架橋』(アテネ五輪 NHKテーマ ソング)をプレゼント。じっと聴いていた国枝さん。「『栄光の架橋』は大好きな歌です。アテネで金メダルを獲って、帰国後カラオケに行ったのですが、一番 最初に歌ったのが、この『栄光の架橋』でした。今この曲を聴いて、『やってやろう!』という気持ちになりました」。
最後に国枝さんは「みなさ んから毎日温かい声援を頂き、心地いいです。勝負に集中できる環境に感謝しています。北京のキーは、『普段通りのプレーをすること』です。4年に一度のこ のパラリンピックは、車いすテニスの最高峰。選手が、いつもと違う様々な表情を見せる異常な舞台です。この異常な舞台で、普段通りのプレーをすることが、 金を獲る“鍵”です。9月15日の決勝では、普段通りプレーをし、普段以上に喜ぶこと、それが一番です」と力強いスピーチで結びました。