卒業生の吉田さん、公認会計士2次試験に合格!
2008.11.26

昨年3月に国際経済学科を卒業した吉田みわざさんが、国家試験の3大難関の一つ「公認会計士試験」に合格。公認会計士へ大きく前進しました。恩師の長谷川泰隆教授は「まだまだ、これからだ」と言いつつ、吉田さんの快挙を心より祝福していました。経済学部の卒業生、在学生を含め今回公認会計士2次試験で合格者を出したのは初めて。在学生たちにも大きな刺激を与えました。

公認会計士の登録者は、現在約1万8000人。吉田さんが、本格的にこの道を目指したのは卒業間近になってからで、商社への就職も内定していました。たまたま同期に中小企業診断士試験に合格した男子学生がいて、資格を身に付けていた方がいいのでは、と触発されたのだそうです。長谷川教授の口癖、「頭に職を就けろ」の言葉も脳裏にあったそうです。就職の内定を蹴り、専門学校の1年半コースへ。財務会計論、監査論、企業論などの習得に努めました。「同期から1日7時間勉強したという話を聞いた時は、絶対自分には出来ないと思いました。でも始めたら苦痛に感じることもなく、当たり前にやっている自分がいました。周りの環境もよかったから…」と吉田さん。

公認会計士試験は、年1回行われ、マークシート方式の短答式試験(財務会計論など4科目)と、短答式試験合格者のみが受けられる記述方式の論文式試験(監査論など5科目)から成っています。合格率は願書提出者(例年1万5000人前後)の8.5%前後。昨年は14.8%まで上がりましたが、狭き門に変わりはありません。

これからの吉田さんの新たな関門は、3年後に行われる「実務補習の修了考査」に合格すること。この考査を受験するには、監査法人などで業務実習をしたり、実務補習所へ通い日本公認会計士協会が主催する講義を受講して考査を受験するために必要な単位を取得しなければなりません。長谷川教授の言う「今はスタートライン」でこれから険しい道程が待ち構えているというわけです。

吉田さんは「将来は経営コンサルティングを通して企業経営に参画している自分でありたい」と語り、最後に後輩たちへ「夢は必ず実現したい。皆さんもネバーギブアップの精神で頑張って欲しい」と話していました。

長谷川教授(右)と吉田さん

長谷川教授(右)と吉田さん