夢をかなえるプロジェクト ~カンボジア文化交流展に参加して~
2008.12.26

邦楽同好会の秋川師範からのお誘いで、11月21日から27日までの7日間、邦楽同好会の2人[勝間田さおり・中野祥子(ともに日本語学科3年)]と顧問の水野修次郎教授と共に、カンボジアでの文化交流行事に参加しました。 
到着早々プノンペンの空港で部員の荷物と琴が届かず、1日目のイベントが幾つか中止になったり、リハーサルが出来ないなどのハプニングがありました。 
この日は、在カンボジア日本大使館主催のパーティに出席し、大使館の人の話を聞いたり、一緒に写真を撮らせて頂いたりしました。慣れない場なので戸惑いましたが、いろいろな方とお話が出来て良かったです。22日からカンボジア文化交流展が始まり、会場には琴、書道、茶道、ちぎり絵、日本舞踊など、日本の文化を伝えるために沢山の人が集まりました。見ているだけでも勉強になりましたが、各分野の師範など、普段会えないような方とお話をさせて頂き貴重な体験となりました。 
私達は2日目の23日にコーチの秋川師範と顧問の水野教授と演奏をしました。演奏者が少なく、一人ひとりの責任が大きかったため、とても緊張しました。荷物の到着が遅れてリハーサルの時間が少なかったことと、会場の配置の変更などがあり、着物に着替えてすぐにイベントの時間となってしまいました。初めに水野教授が尺八で独奏され、続いて私達が「さくら」と「月に寄せる日本の歌」を演奏しました。調弦の時間が少なかったため焦ってしまい、練習不足な点もありましたが、最後まで乗り切り貴重な体験が出来ました。演奏後、私達の曲に合わせて書かれた書道の作品を持って披露し、日本から来た学生という紹介を頂きました。大勢の人の中で緊張してしまいましたが、皆喜んでくれたので安心しました。
イベントにはカンボジアの学生が多数参加しており、現地の日本語学科の学生が日本文化を学んでいると聞きました。文化交流展には野点の席があり、現地の学生が茶道のお点前を披露したり、浴衣を着て日本の盆踊りを踊ったりする出し物もあり、とても盛り上がりました。踊っている学生達もすごく楽しそうで、お互いに文化を学びあう機会があるのは素晴らしいことだと実感しました。 
イベント終了後の見学では遺跡や王宮などを巡り、どこへ行っても新しい知識を吸収させられることばかりで、観光地にいる貧困層、病院の問題などに関しても、直に目にすることで考えさせられることが多くありました。現地の人々・歴史などに関して知識を深められたこと、また、他の人がなかなか出来ない貴重な体験が沢山出来たことを、本当に嬉しく思います。 
今回、夢をかなえるプロジェクトとしてカンボジアへ行くために後援会の援助を頂けたことに、本当に感謝しています。学生という立場上、金銭的な事情でやりたいことを諦めてしまう人も多いと思いますが、今後も、この自主活動支援プロジェクトが有効に活用されることを願います。

秋川師範・水野顧問との演奏

曲に合わせて書かれた“一期一会”