第1回ROCK「日本語指導ボランティア養成講座」開講
2009.4.13

4月10日に第1回ROCK「日本語指導ボランティア養成講座」の初回が行われました。社会が多様化するに連れ、日本の社会の中で仕事をし、学校に通う上で日本語の支援を必要とする人が多くなっており、支援を行うボランティア養成の必要性も高まっています。平成20年度には、柏市国際交流協会がROCKに委託する委託講座の形で「日本語指導ボランティア養成講座」が開講されましたが、21年度からはROCK講座として運営することとなりました。養成講座修了時には修了証書が授与され、柏市日本語支援ボランティアとして小中学生に対する日本語および教科支援に参加できることになります。定員を上回る応募があったことからも、日本語指導ボランティアに対する関心の高さが窺われます。
初回は外国語学部正宗鈴香准教授による異文化間コミュニケーションと日本語支援の関係についての講義でした。正宗准教授は「地域の日本語支援は、学校とは異なる場で、異文化をもつ人々と共生できる社会の構築に向けての重要な作業。学習者が孤立せず、一市民として共生に必要なルールに従って生活できる支援を考えていかなければならない」と、日本語支援にあたる際に学習者の文化を尊重すると同時に、共生に必要な態度を一緒に考える作業も必須であることを強調されました。
今後は、それぞれの分野の専門家による音声・音韻、表記法、文法の講義に加えて、実際のテキストをどう教えるかについての講義が予定されています。加えて、養成講座終了後には、模擬授業を行う実践講座が後期に開講される予定です。

※柏市国際交流協会(KIRA、http://www.kira-kira.jp/)は、国際交流推進を目指すボランティア組織として、スポーツ・文化の分野でのイベントを通して様々な形での交流を行っており、日本語教室の運営などの日本語支援も行っています。

生涯教育プラザ棟プラザホールでの講義の様子

正宗准教授