2009年度 アジア共同体に向けて:アジア共通通貨制度の構築

プロジェクト内容

近年、インドを含む西太平洋地域において自由貿易協定の締結、ならびに経済統合を加速させるための域内協力体制が重層的に進められている。アセアン自由貿易地帯(AFTA)、日本・アセアン経済連携協定、東アジアサミット、アセアン+6経済連携等は関係国の間におけるモノ、カネ、ヒトといった生産要素の移動に関する自由化に向けた取り組みである。中でも、当該地域が1997-98年に経験した通貨・金融危機の再発を防ぐと同時にアジア共同体の形成に向けて域内における新たな通貨・金融フレームワークの構築についても注目を集めている。さらに米国のサブプライム問題を端に発した世界経済危機がもたらした不安定な為替変動は東アジア共通通貨の創設による為替変動のリスト低減がアジア諸国の持続的な経済発展を確保するためには共通通貨の安定が強く求められている。こうした背景を鑑みて本研究はアジア共通通貨単位の導入に係る制度構築の基礎研究を行なう。

プロジェクトメンバー

◎ラウ・シン・イー     経済学部・教授
 成相 修         経済学部・教授
 近藤 建彦        明星大学・教授
 Mohamad Arip Affendy  University of Sarawak Malaysia・講師