中国語学科卒業生の松井さんが『もも日和』を刊行
2009.5.28

本学の中国語学科卒業生の松井文子さんが、描きためたイラストをまとめた子育て絵日記『もも日和 0・1・2歳―私が描いた娘の絵日記―』(メディアファクトリー刊 2009年4月)を刊行されました。

松井さんは、娘さんが生後3ヶ月の頃から、必ず毎日一枚以上の娘さんの絵を描くと決意、以来一日も欠かさず描き続けてきたイラストは5年間で1800枚にのぼります。4年前からは毎年船橋市内で個展を開催。日常のささやかな出来事や一日が過ぎると忘れてしまうような小さな感動を描きとめた世界が共感を呼び、「ぜひ本にしてほしい」というお客様の要望に応える形で、このたびの絵日記『もも日和』の刊行となりました。個展では、イラストに描かれた娘さんの成長を楽しみにしているファンの方や、自らの思い出に重ね合わせて涙ぐんでご覧になるお客様もいらっしゃるそうです。

「毎日、ネタが尽きることがない」と話す松井さん。はじめて寝返りに成功した姿や、言葉を覚え始めた頃のこと、成長していたずらに奔走する様子など、どのような出来事も愛情いっぱいに新鮮な目で描き出します。「毎日、子どもの世界の輝きをお裾わけしてもらっています。何気ない一日一日が積み重なってその人が作られていくのだ、と人間の命が育ってゆくさまを愛おしく感じています」と松井さん。最近ではイラストや四コマ漫画に加え、水彩画や切り絵などもはじめ、表現の幅を広げています。

麗澤大学在学当時の松井さんは、中国語劇に取り組んだり学科のイベントを企画をするなど、充実した時間を過ごしました。その頃の先生の「積極的になりなさい」という言葉はいまでも印象深く残っているそうです。「個展を開催したことも勇気のいる一歩でした。自分だけの世界で完結するのではなく、自ら動いていくことで、さまざまな人と出会い、世界が広がっていきます」。

「もも日和」は千葉県の平和台病院でも常設展示中。松井さんは他にもキャラクターデザインや挿絵の仕事を手がけるなど、イラストレーターとして今後の活躍が期待されます。

卒業生の松井さん

卒業生の松井さん

『もも日和0・1・2歳―私が描いた娘の絵日記―』

『もも日和0・1・2歳―私が描いた娘の絵日記―』

原画展「もも日和」

原画展「もも日和」

切り絵も始めたそうです

切り絵も始めたそうです

来場者からは笑みがこぼれています

来場者からは笑みがこぼれています

賑わう個展の会場

賑わう個展の会場

作品「ポストに届いた」

作品「ポストに届いた」

作品「より道」

作品「より道」