広告文化論(大橋教授担当)
2009.6.11

現代で最もクリエイティブな職業の1つは、広告会社のディレクター。まさにそれを絵に画いたような人が佐藤氏。一橋大学卒業後、広告会社のコピーライ ターを皮切りに、クリエイティブのキャリアを積み上げ、カンヌ国際広告祭、ニューヨークADC、東京インタラクティブ・アド・アワード「グランプリ」、 ACC賞など、内外の広告賞を総ナメしました。
また、カンヌ国際広告祭フィルム部門審査員、NYフェスティバル審査員、ACC賞審査員などを歴任され、国際的な広告クリエイティブの第一人者です。
今、広告のメディアがインターネットの急伸で、従来のいわゆるマスメディアの相対的なパワーが低下し、どのメディアも公平・等価(メディアニュートラル) になり、マスとWEBのクロスなどのクロスメディアでクロスコミュニケーション効果を達成することが常識となっています。その中で、今世界では、どんな広 告が評価されているのか。広告は広告主から生活者への“ラブレター”の時代がとっくに終わっており、ゴリラがドラムを叩く映像(2008年カンヌ国際広告 賞フィルム部門のグランプリを受賞した、英国の老舗のキャドバリー・ディリー・ミルク・チョコレートの広告)を引用しながら、好意度・売り上げともに上昇 しており、広告はラブレターの時代からブランディッド・コンテンツ(ブランドの内容を理解させるもの)へ進化している、と話されました。
ま た、米国のミラービールという一流のビール会社が流している、「悪ガキ」をイメージさせる男性達にビール缶でメロンを打ち砕くCMがYou Tubeで115万ビューを獲得し、広告は企業からのメッセージというより、生活者が感動し、選ぶ主権者になっている、との説明がありました。
米国の広告業界紙アド・エージは、2007年に「生活者」を最も影響力のある存在に選んだと語られ、学生達は感動の連続でした。(大橋照枝・経済学部教授記)

大橋教授による紹介

特別講師の佐藤達郎氏

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