淡江大生、林姿伶さんの投書が全国紙に
2009.7.24

台湾・淡江大学の留学生、林姿伶さんの投書が、7月22日付毎日新聞「みんなの広場」欄に掲載されました。作文の授業で書いたもので、林さんは「私よりレベルの高い人や良い文章を書く人がいるのに、どうして私が…とびっくりしました。でもチョーうれしかった」と話し、この喜びを早速、携帯電話で台湾のお母さんに伝えました。 
林さんは昨年9月、日本語・日本文化を学ぶために淡江生(30人)の1員として来学しました。台湾で日本の豊かな料理番組をみて日本に行ってみたいと思ったのがきっかけで、淡江大日本語学科3年に編入。1年間、日本語を学んだあと、来日したのだそうです。 
投書では「おはようございます」「こんにちは」などの日常の挨拶を取り上げ、「それは自分の国ではなかったこと。まして知らない人に挨拶するなんて…」と思ったことが「いろいろな人と挨拶を交わすうちに、お互いの心を通わすきっかけになる。自分の気持ちも相手に伝えられる。それはまるで暮らしの潤滑油のようで、素晴らしい習慣だ。国に帰ってもこんないい習慣は続けよう」と心に強く感じたことをまとめました。 
道を歩いているおばあさんに突然、挨拶されたり、寮生活では挨拶を交わしているうちに親しくなり友達もできました。このような触れ合いを通じて「日本人はとても親切な国民だ」という印象を持ったそうです。もっとも電車やバスの中で「知らないふりをして優先席に座り、お年寄りに席を譲らない若者もいて驚きました。私の国では目上の人を大事にするのは当たり前なのですが…」と厳しい指摘もありました。 
7月28日は、淡江生の修了式が行われます。林さんは一旦帰国し、卒論を仕上げたら「また日本に来たい」と言っています。「大学院でもっと日本語を勉強し、将来は日本と台湾の懸け橋になれるような仕事をしたい」と目を輝かしていました。