経済社会総合研究センターがシンポジウム
2009.9.15

麗澤大学経済社会総合研究センター主催のシンポジウム「総合テーマ:リーマンショック後のロシア、アジアの市場動向」が8月22日、本学で開かれ、ユーラシアのエネルギー問題や産業問題の専門家らも参加して活発な質疑が交わされ、会場は大いに盛り上がりました。
ユーラシア研究に関するシンポジウムは今回で2回目。本学の真殿達経済学部教授がモデレーターを務め、最初に世界銀行駐日特別代表の谷口和繁氏が基調講演 を行いました。世界銀行の駐日代表が講演のため来学されたのは初めてで、谷口氏は「グローバル金融危機と途上国経済」との関連で、日本経済が直面する諸問 題は人口の急減に伴い一段と深刻化することを現時点から認識すべきであると指摘されました。
続いて、日本アジア証券外国エクイティ部長の佐藤 光太郎氏が「株式市場から見た中国アジアの市場動向」と題して講演。佐藤氏は、これまで一貫して外国株式への投資に携わってこられた証券界では知る人ぞ知 るスペシャリスト。講演では、日本株式に対する外国株式、特に中国株式のパーフォーマンスがいかに優れているか、を具体的に話されました。
ま たUMJパートナー ロシアファンド・マネージャーの大坪祐介氏は「ロシア市場の動向」と題して講演しました。大坪氏は日本銀行・モスクワ大使館勤務を経 てロシア市場への投資ファンドを設立したロシア企業向け投資の第一人者で「ロシア経済の動向は本源的強みである資源、わけても石油価格に大きく依存してい る」と強調しました。
最後に日本経済新聞社アジア部長で国際問題、産業問題の論客でもある後藤康浩氏が全体をまとめるコメントを発表しました。ユーラシア研究に関する3回目のシンポジウムは年度内に開催の予定です。