【周年記念行事】企業倫理シンポジウムⅡ「持続可能な社会の構築にチャレンジする企業」を開催
2009.9.19

麗澤大学開学50周年を記念して、「持続可能な社会の構築にチャレンジする企業」をテーマに、企業倫理シンポジウムⅡが、東京ドームホテルにおいて9月14日に開催されました。同シンポジウムⅠは7月に本学において開催されており、その第二弾。今回は300名の参加者が熱心に聴講されました。

はじめに、中山理麗澤大学学長から、今回の開催の趣旨についての挨拶があり、続いて三井物産株式会社 取締役会長の槍田松瑩氏 から「企業の役割と責任」と題する基調講演がありました。様々な企業の危機に関わる問題に直面した時のご自身の経験を含め、その再発防止への取り組み、またその基盤となった従業員一人ひとりの意識改革について語られました。槍田氏は「守るべきは経営理念」「永遠の課題である人材育成」が重要であるとし、経営と現場がどのように一体感を持っているか、社内での工夫を熱く語られ、参加者も熱心に耳を傾けました。その後、基調講演を受ける形で、4名のパネリストとファシリテーターによるパネルディスカッションが行われました。

中山理学長の開会挨拶

中山理学長の開会挨拶

三井物産 槍田会長

三井物産 槍田会長

基調講演

基調講演

会場の様子

会場の様子

パネリストはパナソニック株式会社理事でCSR担当室長の鈴木敦子氏、三井住友海上火災保険株式会社 取締役常務執行役員の堀本修平氏、弁護士で日本ハム株式会社 社外取締役の片山登志子氏、企業倫理を専門とする本学の高巖経済学部長の4名。ファシリテーターは読売新聞東京本社 調査研究本部次長・主任研究員の北原久史氏が務めました。

まず、様々な問題で大きく揺れた企業の第一線で企業倫理の問題に取り組んでいる立場から、各企業の活動内容の紹介があり、①企業倫理に対する社内の他部署の理解、利潤を追求するセクションとの軋轢についてはどうしているのか②利潤追求と企業倫理は両立するのかといったディスカッションがなされました。

また、地球環境問題への対応をめぐっても、環境配慮と利潤追求をどう両立させるかという難しい問題について熱く意見が交わされました。

企業倫理の確立や地球環境問題への対応の問題は、結局は人材育成につきる。それには従業員はもちろん、経営者にもモラル教育が必要であるとまとめられ、今回の議論を踏まえて、教育機関、消費者、政府などへの提案がなされるなど、長時間にわたるシンポジウムは盛会裏に終了。企業倫理研究センター長の梅田徹教授から閉会の挨拶があり締め括りとなりました。

鈴木敦子氏

鈴木敦子氏

堀本修平氏

堀本修平氏

片山登志子氏

片山登志子氏

高巖学部長

高巖学部長

なお、今回の詳細については10月初旬の読売新聞に報告が掲載される予定。

 

ファシリテーター北原氏

ファシリテーター北原氏

パネル討論の様子

パネル討論の様子

企業倫理研究センター長の閉会挨拶

企業倫理研究センター長の閉会挨拶