日・韓訓読シンポジウムを開催します!
2009.10.14

日本における訓読は,奈良時代以降連綿と今日まで続いておりますが,そこには古代朝鮮の影響があったのではあるまいかとの説もございました。1973年に は韓国で傍点の返読記号による訓読,又2000年には同じく韓国にて小林芳規博士及び韓国の研究者により,角筆による訓読の存在が明らかになりました。角 筆による訓読法は未だ完全には解読されておりませんが,小林博士により日本の訓読法との酷似が指摘されており,日本訓読の起源に及ぶ可能性も考えられま す。
訓点語学会関係者の間では,韓国における訓読の発見などについては知られておりますが,一般には充分な知識の共有がなされていないと思わ れます。そこで,日本私立学校振興・共済事業団及び麗澤大学の助成の下,第一線で御活躍の日・韓の先生方にお集まりいただき,「日・韓訓読シンポジウム」 を企画いたしました。
講演者の先生方からは,専門的でありながらも,瑣事末事ではなく,大局的見地からのお話を伺えることになっております。日本語学・文学研究者,中国学研究者,学生諸氏,又広く日・韓の文化に関心をお持ちの方々等の御来聴をお待ち申し上げます。
(研究代表者:藤本 幸夫)

日 時:平成21年11月21日(土)13:00~18:00
会 場:麗澤大学 廣池千九郎記念講堂 2階
参加費:無料
定 員:100名 (先着順)

【プログラム】
開会挨拶
杉浦 滋子 (麗澤大学教授・言語研究センター長)
梅田 博之 (麗澤大学名誉教授・前学長)


趣旨説明
藤本 幸夫 (麗澤大学教授)

基調講演
林 芳規氏(広島大学名誉教授)
「日本の訓点・訓読の源と古代韓国語との関係」

講  演
月本 雅幸氏 (東京大学大学院教授)
「日本における仏典の訓点の実態と特質」
小助川 貞次氏 (富山大学教授)
「東アジア学術交流史から見た漢籍訓読の問題」
佐藤 進氏 (二松学舎大学教授)
「江戸時代の訓読について」
李 承宰氏 (韓国 ソウル大学教授)
「角筆口訣の解読方法と実際」
呉 美寧氏 (韓国 崇実大学教授)
「韓国口訣資料及び口訣研究の現況について」

司会
千葉庄寿 (麗澤大学准教授)

総合討論 (司会:藤本幸夫,千葉庄寿)

閉会挨拶
藤本幸夫

【申込方法】FAXまたはE-mailで申込
「日・韓訓読シンポジウム参加希望」・氏名・連絡先住所・電話番号を記入の上,下記までお申込みください。お電話での申込受付はしておりません。
なお,参加の可否については参加証の発送をもってご連絡させていただきます。
【申込・問い合わせ先】麗澤大学 プラザ事務課 研究支援担当
TEL:04-7173-3761  FAX:04-7173-3767
E-mail:RR-Center@reitaku-u.ac.jp