速水融名誉教授に文化勲章!!
2009.10.28

10月27日、2009年度の文化勲章受章者5名が発表され、そのうちの一人に本学の速水融名誉教授が選ばれました。

日本の歴史人口学の第一人者である速水名誉教授の、これまでの学術分野における日本の文化の発展に関して飛び抜けた功績を高く認められ受章されたこと、心よりお祝いを申し上げます。

速水教授は、日本に歴史人口学を導入され、江戸時代の宗門改帳から一般庶民の生き様を追求し、家族の歴史を通して近世日本の社会経済史の実像を浮き彫りにされました。

速水教授は慶應義塾大学教授、国際日本文化研究センター教授を歴任され、1995年から2005年まで麗澤大学教授として、教育と研究に邁進されました。 中でも本学の東京研究センターを拠点に、スウェーデン・ベルギー・イタリア・中国などの海外研究者とともに、人口・家族と社会経済のつながりの国際比較研 究を進め、多大な成果をあげられました。

本学の図書館には速水教授から寄贈された「宗門改帳」、「府県統計書」(明治17年~大正年 間)をはじめとする膨大かつ貴重な人口学研究資料が保管されています。本学の経済社会総合研究センター内に「人口・家族史研究プロジェクト」を立ち上げ、 現在、これらの膨大な資料の整理を行いデータベース化を進めています。

この寄贈によって麗澤大学は日本の歴史人口学研究の拠点としての一歩を踏み出したと言えましょう。

主な受賞:紫綬褒章(1994年)、日本学士院賞(1995年)
文化功労者(2000年)、勲二等旭日重光章(2002年)

文化勲章の親授式は11月3日の「文化の日」に皇居宮殿松の間で行われます。