環境マーケティング 特別講義(11月19日)
2009.11.20

カラスの鳴かない日はあっても、「社会的企業」(ソーシャル・ビジネス)や、「CSR」(企業の社会的責任)といったキーワードを聞かない日はないほど、これらの語は今、企業や組織にとって、最も関心の高いテーマとなっています。
株式会社損害保険ジャパンの関氏は、「ISO26000(社会的責任)規格」づくりにおける日本産学界の代表エキスパートとして、社会的責任のISO規格 づくりに貢献され、また国内では内閣府の「安全・安心で持続可能な未来に向けた社会的責任に関する円卓会議」総合戦略部会委員や環境省の「中央環境審議会  環境と金融に関する専門委員会」委員などをつとめられ、「社会的企業」「CSR」分野の日本を代表する専門家です。
しかし、名高い肩書とは 対照的に、語り口はやさしくやわらかく、CSRの基本にあるべき“持続可能な発展”や国連の“ミレニアム開発目標”などをわかりやすく噛み砕くように説明 され、地球温暖化や貧困問題(1日1$未満で暮らしている人を国連では貧困層と定義しています)などから話を始められました。
ISO26000が、取り組みから8年を経て2010年9月に発行するまでのプロセスで、この規格が先進国だけでなく、途上国や多くのNGOや消費者代表 などが対等な立場で語り合うマルチステークホルダー方式というユニークな仕組みから生まれたこと。先進国の代表者数より、途上国の代表者数の方が多く参画 し、あらゆる組織のためのガイダンスとなっていることを強調されました。
日本の企業も関氏のような人材を生み出していることに学生達も深い感銘を受けていました。(大橋教授記)

大橋教授による紹介

特別講師の関 正雄氏

パワーポイントを使っての講義

熱心に受講する学生達

学生でいっぱいの教室