大学院生2人、国税専門官に合格
2009.12.9

左小川さん、右伊々田さん

麗澤大学大学院国際経済研究科政策管理専攻2年、小川桂世さんと同、伊々田勇祐さんの2人は平成21年度の国税専門官採用試験に合格、東京国税局に内定しました。小川さんに志望の動機や、勉強方法、抱負など書いていただきました。
【はじめに】私が合格した国税専門官とは、国税局や税務署において、税の専門家として納税者の皆さんが納める国税に関し、国税調査官・徴収官・査察官とし て三つの業務を行います。具体的には、国税調査官・徴収官は、適正に税金を申告しているかを調査し、確定した税額の管理・徴収を行います。他方、悪質な事 業者に対し、国税査察官は裁判官からの許可状をもとに強制調査を行い、刑事罰を求めるため検察官に告発します。これらの業務は、真面目な納税者が税の負担 に関して不公平感を持つことがないようするという役割を担っています。
【志望動機】私が国税専門官になろうと思ったのは、大学で行われた説明 会において国税の方から仕事のやりがいを伺い、その中で自然と出た国税の方のガッツポーズを見て、このように業務に熱心で人間味のある方が働き、やりがい がある職場で一緒に働きたいと思ったためです。また、国税の職場は教育に力を入れており職員は高度な専門知識を身につけることができます。そして、その知 識を用いて納税者の自発的な納税義務の履行のサポートができ、また、インターネットを用いた納税者に対する教育や業務の透明性の向上に力を注いでいる点に 魅力を感じたためです。
【今回の結果について】私は学部の頃より、REPPL(専門職コース)の制度を利用して簿記や税理士の勉強をしてきま した。結果として税理士ではなく、国税専門官として社会に出ることになりました。しかし、今回このような結果が出せたのは学部の頃より先生の指導のもと、 会計や税について学んでいたためだと思っています。指導していただいた先生方にはとても感謝しています。
【勉強方法】私の場合公務員試験の勉 強は、基本となる知識は予備校等で勉強しました。また、時事問題対策としては新聞社の携帯サイトで日々情報を得たり、日経ネット21や図書館でも新聞等を 読み対策を立てていました。また、試験の直前には市販の過去問題集を買ってきて、本番に近い条件で問題を解き、本番に向けての自信を高めていました。
【最後に】税について納税者の立場から考えると、負担ばかり注目されがちですが、私たちが支払う税金は、安心して生活できるよう社会保障の充実、住宅や道 路の整備、教育や科学技術の振興等に幅広く使われています。具体例として公立学校の生徒一人当たりの年間教育費負担額は、小学生が約83万、中学生が約 95万、高校生が約93万 にものぼります。また、警察・消防に関して国民一人当たりでは約40,400円にものぼります。このように税はとても重要な役割を担っているため、今後は それに携わる国税専門官として、責任感を感じまた、やりがいをもって頑張っていきたいと思います。