イェーナ大のブラシュケさんが教育実習
2010.7.16

ドイツ・イェーナ大学からアンネ・ブラシュケさんが、4月25日から7月25日までの3ヶ月間にわたり教育実習のため本学を訪れています。「ドイツ語教育が日本でどのように行われているか」がブラシュケさんの実習のテーマで、本学に留学しているドイツ人留学生の授業や主に日本人学生のドイツ語の授業を精力的に研究しています。
本学が提携しているドイツの大学は、イェーナ大学、ハレ大学、ロストック大学の3校。現在、特別聴講生3人が学んでいます。
ブラシュケさんは来日が初めてでしたが、「途中、飛行機が墜ちることを心配したぐらいで日本での生活への不安などは全くありませんでした」と明るく笑っていました。イェーナ大学在学中に知り合ったタンデムの日本人学生との交流などから情報をたっぷり仕入れていました。
日本語はドイツのギムナジウム(高校)で学んでいたそうです。「日本の伝統文化に興味を持ったこと」がきっかけでしたが、イェーナ大学には日本語を学べる日本語学科がなくて、国際経済関係学科で日本語でのコミュニケーションを磨いていたそうです。
ブラシュケさんの目に映じた麗大生や先生の印象は、「温かくて親切なひとたち」。学習の姿勢についてはドイツ人学生との比較で、「ドイツの学生は自学自習だが、日本の学生は先生の指示を受けて学習している傾向がある」と話し、学習スタイルの違いに驚いていました。以前、イェーナ大学から特別留学生として来学していたフランチィスカ・クリンナーさんも「最初、中学生に戻ったような錯覚を感じた」と、共通した感想を話していました。
ブラシュケさんの来日と同時期に、EU加盟のギリシャが経済危機に見舞われたことが世界の大ニュースになったり、日本では沖縄の普天間基地移設問題が致命傷となって民主党の鳩山政権が菅政権に代わるなど揺れていました。ブラシュケさんは「ユーロが下がるのは困る」と顔を曇らせていましたが、最後に元気を取り戻すように、「日本にいる間にぜひ京都を見てみたい」と、古都探訪に胸を膨らませていました。