【開催報告】東京大学情報基盤センター教授 金田康正氏が講演

麗澤大学比較文明文化研究センターでは、諸文明・諸文化の共生と交流を深めようとすることを目的とし、知的財産の社会貢献活動の一環として、毎年、学内外の講師を招いてのセミナーや研究会を企画・開催しています。
昨年度に引き続き、平成22年度も『文明シリーズ』として企画し、その第3回目が、麗澤大学生涯教育プラザで平成22年9月30日、東京大学情報基盤センター教授の金田康正氏を講師に迎え、「数学から見た文明」をテーマに開催され、約100名の参加者は最後まで熱心に聴講していました。
金田氏は、まず初めに、「数学と文明に共通するもの、それは『美』を共通要素として持つということではないか」「数学は美しい・美しくないであり、役に立つ・立たないを超越している」「しかし、美しいものは役に立つ」、と説明をされました。
その後、取り組んでいる円周率の計算の現状、その研究の過程について詳しく説明をされ、「(ご自身が)なんでこういうことができるのかといえば、好きこそものの上手なれとは言いますが、好きなのです」「面白いからやっているのです」と語られ、会場は和やかな笑いにつつまれました。

講演終了後に、松本健一センター長から、「どうしてあんな事に興味を持ってやっているのかといわれたら面白いからやっているのだというのが学問の本質あるいは知の探究の本質である」「それが『美しい』ということに繋がっており、学問の本質も文明も『美』という共通要素で繋がっている」と語られました。

金田氏の有益な話しに、聴講者は非常に充実した時間を過ごすことができました。

次回は、11月27日(土)14時より「『坂の上の雲』を比較文明文化から考える」をテーマにシンポジウムを開催いたします。

 

松本センター長の挨拶

松本センター長の挨拶

金田講師

金田講師

金田講師 その2

金田講師 その2

聴き入る聴講者

聴き入る聴講者

会場の様子

会場の様子