第2回 高校生対抗 企業経営チャレンジ21を開催
2011.8.30

 8月22日・23日の2日間にわたり、「第2回 高校生対抗 企業経営チャレンジ21」を開催し、39名の高校生が参加しました。この「企業経営チャレンジ21」は、本学の授業で行われている「ビジネスゲーム」を高校生にも理解しやすいよう改編したもので、ゲーム感覚で企業経営を疑似体験し、経営学の面白さを学ぶことができる本学独自の教育プログラムです。
 「ビジネスゲーム」では5~6人でマーケットを囲み、各自が社長となってヒト・モノ・カネを駆使し、一会計年度で利益をどれくらいあげることができたか、決算書類(原価計算、損益計算書、貸借対照表など)をどれだけ迅速かつ正確に作成できたかを他の会社(参加者)と競っていくものです。

 開会にあたり中山理学長より、「今や我が国の経済社会は多くの問題を抱えており、グローバルマーケットも低迷しています。皆さんには、未来型の実践教材である『ビジネスゲーム』を通じて、楽しみながら大いに企業経営を学んでもらいたい」と期待が語られました。その後、髙巖経済学部長からオリエンテーションが行われ、参加した高校生は電卓を片手に熱心に鉛筆を走らせ、書類の作成に集中しました。オリエンテーション終了後には模擬ゲームが行われました。ゲームでは、参加者は順番にサイコロを振り、サイコロの目に応じて各自が意思決定を行い、同時並行で取引内容を記録していきました。期待通りにサイコロの目が出て歓喜の声をあげる参加者もいれば、思った通りの目が出ずに悔しがる参加者もいて、会場は熱気に包まれ、オリエンテーションでの静寂とは打って変わって、にぎやかな声が上がり大いに盛り上がりました。

 2日目は、いよいよ本番のゲームに入り、参加者は計算処理のスピードや企業業績による表彰がかかっていることもあり、模擬ゲーム以上に白熱した戦いが展開され、2日間で最大の盛り上がりを見せていました。ゲーム終了後には書類のチェックが行われ、成績が発表され、表彰は、個人の成績で競う財務報告の部(決算書類の作成順)、同じく個人の成績で争う企業業績の部(当期純利益の高い順)、そしてチームの成績で競う経営総合の部(書類作成の速さと利益の高さの総合スコア順)の3つの部門で行われました。


■結果

財務報告の部(個人)

最優秀賞

国立・東京大学教育学部附属中等教育学校(東京)

優秀賞

私立・村田女子高等学校(東京)

奨励賞

私立・村田女子高等学校(東京)

企業業績の部(個人)

最優秀賞

私立・西武台千葉高等学校(千葉)

優秀賞

県立・豊岡高等学校(埼玉)

奨励賞

私立・加藤学園暁秀高等学校(静岡)

経営総合の部(チーム)

最優秀賞

私立・星美学園高等学校(東京)

国立・東京大学教育学部附属中等教育学校(東京)

優秀賞

私立・村田女子高等学校(東京)

私立・日本学園高等学校(東京)

奨励賞

県立・松戸国際高等学校(千葉)

県立・鎌ヶ谷西高等学校(千葉)

 表彰後、髙学部長から「素晴らしかったことは、高校生活の日常から飛び出し、この企業経営チャレンジ21に果敢に挑戦したことです。本大会を通じて経験し、学んだことを、ぜひ今後に生かしてもらいたい」との総評があり、参加者全員へ「ビジネスゲーム検定2級」の資格が贈られました。この「ビジネスゲーム検定」は、本学経済学部がビジネスと会計に関する理解度を初めて検定化したもので、同学部は今回の参加者が2日間のビジネスゲームを通して2級に相当する力を身に付けたと判断し、この資格を与えることとしました。
 
  参加した高校生からは、「オリエンテーションの最初の頃は上手くゲームが理解できなくて本番の時に一人で出来るか不安でしたが、スタッフの先輩達が分かるまで優しく教えてくれたので本番では最後までやり遂げることができました」「夏休みの一番の思い出は間違いなく『企業経営チャレンジ』です。大学へ進学してもっと学んでみたいという気持ちが高まりました」「今回のビジネスゲームを通して今まで興味がなかった経営を学んでみたいと思いました。一日も早く大学生になるのが楽しみです」などの感想が寄せられました。

 参加した高校生は企業財務に関する知識を身に付けるとともに学ぶことの楽しさ、経営学の醍醐味を味わうことができたことでしょう。来年の「第3回企業経営チャレンジ21」も、さらに充実した質の高いプログラムを提供していきます。

中山学長 挨拶

髙経済学部学長 オリエンテーション