「全米模擬国連大会」挑戦する8人のチャレンジャー!
2011.10.3

10月21日~23日の3日間、アメリカのワシントンD.C.で開催される「全米模擬国連大会」(National Model United Nations)=NMUN)を前に、大学の単独チームとして日本で初めて参加する本学の学生8名が、1日に行われた「ホームカミングデイ」で先輩や教職員をはじめ、仲間の学生ら多くの前でプレゼンテーションを行いました(詳細はこちら)。


「全米模擬国連大会」とは、世界中の学生を集め国連を模擬する学生会議です。学生たちは数人一組のチームとなり、文章の発表や他のグループとのディスカッションを通じて、結論、解決策や決議を提案します。「国連を模擬する」ということとは、チームが実在する一つの国の代表となり、その国の経済、政治現状、外交、国際社会での立場をもとに議論を展開し、解決策を見いだしていきます。全米を始めヨーロッパ、アフリカ等、70を超える大学が参加する中、麗澤NMUNチームはキューバ共和国を代表する事となりました。

キューバ代表団になった経緯は、最初に模擬国連本部から約70か国のリスト送られてきます。その中から1チーム1国を選び、その国の代表として会議に参加し、キューバの立場に立って4つの委員会に参加します。
1.「軍の縮小化と安全保障」──主に紛争の引き金となる軍事力の問題と、国家の安全性について討論。
2.「国際的経済社会」──世界各国の経済事情が話されるだけではなく、経済格差がもたらす貧困についても討論。
3.「社会的人道主義と文化」──人権問題や宗教問題について討論。
4.「女性の地位の権限」──男性に比べ世界的に軽視されがちな女性の権利について討論。

全米模擬国連大会は、大まかに次のような段階に分けられ進められていきます。
第一段階は立場表明書の作成、提出。これは「ポジションペーパー」と呼ばれ、それぞれのトピックではどのような立場であるか、トピックに対してどのように考え、取り組んでいるか、を各国代表が書面で述べます。このポジションペーパーは数か月かけて作成し、大会開催約3週間前までに提出する義務があります。
第二段階、遂に会議への参加。大会での会議は、提出したポジションペーパーをもとに進んでいきます。
第三段階として、最終目的の解決策、決議案を作成し、会議が終了します。


この大会では優秀な取り組みを行ったチームに、「最優秀賞」「優秀賞」「名誉賞」「最優秀ポジションペーパー賞」が、協会の審査員による投票で贈られます。審査の評価基準は、「代表国になりきる」「委員会への積極的な参加、貢献」「国連と大会ルールに沿った行動」となります。
模擬国連の目的は、次の2点挙げられます。
1、グローバル社会で活躍できる人材の育成
2、国際問題への学生意識の向上
 参加者の一人、内藤さんは「変化し続ける国際社会で活躍するための知識や柔軟性、論理的に考える力をこの模擬国連を通して培う事が大会の目的です。加えて8人は模擬国連を通して、高い語学スキルや異文化への適応能力を養う絶好の機会と考えています」と熱く語ってくれました。

また、石浜さんは「麗澤模擬国連団体が大会に参加するにあたって、目標としては三つあります。一つ目は麗澤大学の代表として誇りを持って全力で会議に参加すること。次に、参加するからには賞を勝ち取って帰ってくること。そして最後は、この麗澤模擬国連団体をこれからも継続させていくことです」と、参加者8名を代表して目標を述べてくれました。

担当国がキューバと決まってからは、ひたすら調査を続ける毎日で、調査の一環としてキューバ大使館や国連大学への訪問も行い、会議に備える日々が今日も続いています。因みに日本を代表するのは、アメリカの南メソジスト大学(テキサス州ダラス・1911年創立)です。

麗澤模擬国連団体のメンバーは、10月20日にワシントンD.C.に向かいます。帰国後、11月頃には報告会も予定されています。果敢にチャレンジする8名の活躍を、日本、そして麗澤大学から応援しよう!


参加メンバー:鳥畑剛さん(代表/経済学科IMCコース3年)、鈴木真之さん(副代表/英語・英米文化専攻4年)、内藤恵美子さん(副代表/英語・英米文化専攻4年)、武内瑛紀さん(企画担当/経済学科IMCコース4年)、ナラカ・クララッタナさん(日程管理担当/経済学科IMCコース4年)、石浜紗貴さん(情報管理担当/経済学科IMCコース3年)、齋藤祐介さん(会計担当/英語コミュニケーション専攻2年)、山田亜沙美さん(広報担当/英語コミュニケーション専攻3年)。

 

※この記事は、麗澤NMUNチーム広報担当・山田亜沙美さんからのリリース原稿を基に編集しました。