国際理解の第一歩
2011.11.14

留学生と流山おおたかの森高等学校の文化交流を記念して

今年で4年目を迎えた、千葉県立流山おおたかの森高等学校(森裕子校長)の1年生320名と麗澤大学の外国人留学生との交流会(グループトーク)が11月10日に行われました。この交流会は高校生たちに多様な言語と文化に触れ合うことが目的で、同校と協定を結んだ高大連携教育の一環として行われるものです。本学からは、日本語教育センター・基本コースで日本語を学習している別科生24名(韓国・台湾・中国・タイ・ラオス・ベトナム)が参加しました。


母国語で自己紹介

留学生も高校生も笑顔で交流

初めての筆で覚えたての日本語を

お弁当も一緒に食べました

                                                                                                                                                                      開会式で渡邉信治教頭は、「お互いに他国の文化を理解し学びあって、本校の生徒と友好を深めほしい」と挨拶されました。麗澤大学を代表して正宗鈴香准教授が、「今日の異文化体験は、将来、皆さんが意思決定をする時に役立つので、この大切な時間を有効に過ごしてください」と語りかけました。その後、高校生代表が日本語と英語による歓迎のスピーチがあり、留学生を代表して陳瀚偉さん(中国出身)が「中国には“縁あれば千里の遠くからでも引き合うが、縁がなければ向かい合っていても出会わない”という言葉があります。今日、皆さんと縁を持てたことが嬉しい」と、流暢な日本語で挨拶しました。

分科会(グループ・トーク)は8クラスに分かれ、各教室では留学生と生徒が母国の生活や文化など、様々な話題が交わされました。また、カルタや折り紙、書道で交友を結ぶクラスもあり、昼食会をはさんだ2時間の分科会は瞬く間に過ぎました。
閉会式で渡邉教頭は、「震災などで大変なこの時期に、日本語や日本文化を学びに来られた皆さんに敬意を表します。これからも日本の文化を学んで、日本の良さをご家族やお友達に伝えてください」と挨拶され、高校生代表からも日本語と英語でお礼の言葉がありました。

本学からは金エナさん(韓国出身)が「日本語だけでなく、日本の文化も知ることができて良い日でした。高校生の皆さんも、今日の経験をきっかけにグローバルな一歩を踏み出してほしい」と感謝の言葉を述べました。また、本学の中山めぐみ准教授は、「国際理解は、今日のように身近な一歩から始まります。本学は様々な国からの留学生も多く国際色豊かです。隣接する流山市の高校と大学が、交流を持てたことは意義あることです」と講評しました。

短い時間の中、お互いの言語を通して、高校生はアジアの国について理解と感心を深め、留学生もまた、日本文化を理解し、ますます日本への興味は広がっていくことでしょう。

左より、韓 基煥さん(国際交流課員)、家田章子助教授、正宗鈴香准教授、中山めぐみ准教授