福島県の21名が本学キャンパスを訪れる
2012.3.19

廣池千九郎記念館を見学

3月10日、福島県の富岡町、浪江町などから柏市千代田のNTT宿舎住宅に避難されている方21名が麗澤大学のキャンパスを訪れ、学園の散策や昼食を楽しまれました。
今回、本学を訪れてくださるきっかけとなったのは、NTTの宿舎がペットと共に暮らせる宿舎であることから、そのペットの無料診療を行うなど柏の疎開支援の会に協力されている、田代動物病院院長・柏西ロータリークラブ会員の田代充氏と、柏南ロータリークラブの会員の田中駿平常務理事とのご縁によるものです。

 大型バスで11時ごろ疎開支援の会の支援者とともに、本学に到着された皆さんをあすなろ校舎5階テラスにご案内。その日はあいにくの雨、田中常務から、お天気のよい日には東京スカイツリー、さらには富士山が見えることを説明されると皆さん関心を示されました。また。雨の場合を想定し、テラスから撮影された写真が準備されており、その写真を見るとさらに歓声の声が。3階で記念撮影後、東北地方に向かって黙とうしました。

 2階カフェラウンジに降りた後、田中常務の奥様、宏子さん(麗大麗澤会24期)が心込められ編んでくださった毛糸の帽子のプレゼントが全員に贈られました。皆で色とりどりの帽子をかぶり、ハンカチの木や、白い薔薇・アラン&アイリーンミラーなどを見学。校舎かえで学生ラウンジでお弁当をいただきました。このお弁当は、田代氏が準備されたものです。手作りの温かいミネストローネや卵焼きに舌鼓をうち、交流を楽しみました。

 また昼食時間には、日本語・日本文化専攻2年岡田翔太さん、国際交流・国際協力専攻2年飯田亜美マリエラさんによりノクターン、カノン、グリーンスリーブスなどのピアノ曲が奏でられ、優雅な時間となりました。

ピアノ演奏を聞きながら昼食

ハンカチの木を見学


 午後は、麗澤の森ゾーニングマップを片手に廣池千九郎記念館や、桜並木、薄墨桜、なんじゃもんじゃなど学内の珍しい木々を観察し、総合受付センターで休憩後、解散となりました。

 今回、見学された方々は「すばらしい環境ですね」「ぜひ、またこの学園を訪れたい」という感謝の言葉や、「桜のころは美しいでしょうね。いつも4月には、近くの公園に花見に行っていたのよ」「ここで薄墨桜を見られるとは思わなかった」と故郷のことを思い出し語ってくださる方もいらっしゃいました。

 日ごろ、不安を抱えながら生活をされている中、少しでも本学で安らぎのひとときを味わっていただいたのではと思います。