日本サッカー協会会長 小倉純二氏が講演
2012.5.16

麗澤オープンカレッジ開校7周年を記念したスペシャルイベント「日本に勇気と力を」講演会が5月12日に開催され、114名が来場し熱心に聴講しました。講演者には公益財団法人日本サッカー協会会長・小倉純二氏を迎え、「ジャパンブルーが勇気と力を与える──なでしことサムライブルーへの期待」と題してご講演いただきました。

講演に先立ち、成相オープンカレッジ長から小倉純二氏の紹介と、講演をいただくことになったいきさつについての説明がなされました。

講演に先立ち、サムライブルーとなでしこJAPANの応援ビデオが放映され、会場は一気に盛り上がりました。小倉氏はパワーポイントを駆使され、FIFA(国際サッカー連盟)や日本におけるサッカーの歴史等を分かりやすく解説。「1993年にJリーグは10チームで開幕したが、約20年後の今年2012年には全国29都道府県40のクラブチームが加盟するまでになりました。その間、日本のサッカー界は本当に多くの苦難の時代を乗り越えてきました」と実感を込めて語られました。

また、日本女子サッカーの歴史にも触れられ、1921年ごろに撮影された香川県の高等女学校の写真が、女子サッカーとしては現在最も古い写真として残っていること等を紹介されました。2011年7月に開催された女子サッカーW杯での「なでしこJAPAN」の活躍については、DVD映像を織り交ぜながら詳しく解説されました。

小倉氏は「3.11大震災に際して、FIFAや多くのスポンサーから多大な寄付をいただきました。そこで、女子サッカーW杯では試合の中でお礼がしたくて、“To Our Friends Around the World. Thank You for Your Support”(世界中の友人たちへ、サポートをありがとう)と書いた横断幕を作り、会場を一周しました。そこではイギリスの選手も突然加わることになり、日本の復興に対する応援の強さを実感しました。加えて、なでしこが優勝することとなり、大変感動しました」と語られ、会場では感動で涙ぐむ光景も見られました。

氏は最後に、「子どもたちに夢を持っていただきたい。夢は必ずかなうものです」と力説され、「2020年のオリンピックは東京に招致する夢をかなえたいので、どうか皆さんも応援をお願いします」と訴えられました。会場全体が「勇気と力」に満ち溢れて、盛大な拍手と共に締めくくられました。