麗澤大学の校舎「あすなろ」が2012年度グッドデザイン賞を受賞
2012.10.1

この度、麗澤大学の校舎「あすなろ」が2012年度グッドデザイン賞を受賞しました。

※校舎「あすなろ」の紹介はこちら

 校舎「あすなろ」は、創設者の精神『仁草木におよぶ』(慈しみの心は、人間はもとより植物にも及ぶという倫理的自然観)に基づき、「森との共生」を目指すキャンパスづくりをコンセプトとして建設されました。廣池学園の建学当時から緑を守り続けてきた森・緑地「スケルトン」(骨格となる緑)と、活動に応じて変化していく緑地「インフィル」とに区分したうえで、その環境に調和するように設計。「校舎かえで」のある大学中心ゾーンと、道を隔てた「生涯教育プラザ」とをつなぐ位置にあることから、林や広場などを媒介として、大学キャンパス全体のつながり強化を図る重要な校舎となっています。

今回の受賞は、建物そのもののデザインはもちろんですが、この「森との共生」というコンセプトが高く評価されたもので、審査委員からも以下のようなコメントが寄せられています。

「施設の中に森をつくるのではなく、森の中に施設を創るという視点が嬉しい。時が育んできた森の中につくることで、樹木の見せる表情も豊かで、四季の移ろいも生活の一部となる。また、施設や動線も森に譲って変形し、自然への謙虚さを育む空間を具現化している。さらに、使われない期間もある大学校舎として、森の中にある利点を生かして、自然採光と通風を重視している点も、単に環境負荷低減だけでなく、「自然を皮膚に感じる空間」として優れている。この校舎とキャンパスがが、10年後、20年後と時を経て、さらに森と一体化していく時間が楽しみである。」

※さらに詳しい受賞情報はこちら

 友人や先生とのコミュニケーションの舞台として、また季節の移ろいを楽しむ身近な生活空間としての魅力にもあふれたキャンパスづくりを目指し、麗澤大学はこれからも真摯に取り組んでまいります。








グッドデザイン賞とは

1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで55年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開されており、のべ受賞件数は38,000件以上にのぼり、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。