千葉県立市川昴高等学校の職員研修会で井出学長補佐が講演
2012.10.24


平成24年10月23日(火)、井出学長補佐が千葉県立市川昴高等学校(校長:柴田 淳先生)の職員研修会で道徳教育に関する講演を行いました。これは、来年度から千葉県の高校において道徳が必修化されることに伴い、どのような授業を展開すればいいのか、という学校現場からの要請に基づき、平成25年に『高校生のための道徳教科書』を出版する道徳科学教育センター主催の出前講演を実施することにしたものです。 

 同校では10月と12月に道徳教育に関する職員研修会の開催を計画されており、今回は「高校における道徳教育の意義」をテーマに開催されました。

 井出学長補佐は「高校における道徳教育の意義と『場』」について、人とのかかわりや社会のなかで通用する道徳は智識として身につけていく必要があり、そのために道徳教育がある。また、道徳教育には教室の中で行なう「道徳」の授業としての「場」(狭義の道徳教育)と課外活動や日常における生徒との対話など24時間教育として行なわれる「場」(広義の道徳教育)という二つの場がある。「道徳」の授業では身近な事例をとおした道徳実行の効果や普遍的な道徳など智識としての道徳を学ばせることができる。また、課外活動や日常における教育では実践をとおした人間力の養成ができ、生徒自身の豊かな人間性を育むことができるとし、事例として麗澤大学のリーダー教育であるリーダーセミナーの学生の手記で学生の成長の様子を紹介した。

そして、道徳教育には①生徒の成長のプロセスから個性を見出し、心の動きに対するきめ細かな対応②教師自身の学習の成果と自らの体験を生徒との対話で活かし、「師弟同学」という意識をもつことが重要であると結んだ。

 研修会では同校の教職員約60名が熱心に聴講され、講演終了後には質疑応答も行なわれました。