経営学科が「株主総会」を開催
2012.12.11

 11月26日と12月3日、経営学科2年生が、麗陵祭でクラス毎に出店した模擬店についての「株主総会」を開催しました。これは経営学科の必修科目である「経営学基礎演習」の一環で、それまで教室の中で学んできたことが現実にはどのように作用するのかを、実際に模擬店を運営することを通して体感してもらうことを目的としています。

 「経営学基礎演習」は経営学科の2年生が受講する科目であり、授業の目的は活きた経営学を実践に移すという点にあります。具体的には、学園祭(11月3日~5日開催)への出店を「事業」と位置づけ、各クラス(7クラス:クラスサイズは20名ほど)は「株式会社」を設立して事業に取り組みます。社長や部長などの役割と権限を決めて事業計画を立案し、それを実行に移していくのです。
 この授業では前期に「IR(Investors Relation)セミナー」、後期に「株主総会」を開催しています。「IRセミナー」ではクラス毎に自分たちが立案した事業計画(経営理念や戦略、財務計画など)を報告。
 また、「株主総会」では事業計画に基づいて実際に運営した学園祭の模擬店の活動成果を報告します。
今回(11月26日、12月3日)行われた株主総会では、各クラスで作成した決算書類に基づいて当期純利益や配当金などについて活動報告と併せて報告をしました。事業計画通りの利益を獲得できたクラスもあれば赤字になってしまったクラスもあり、質疑応答の際には活発な議論が交わされました。「他社と比べて売上原価の割合が高い理由は?」「なぜ販売費及び一般管理費が売上原価よりも高くなっているのか?」「当初の事業計画と比べて半分の売上高となっているがその理由は?」「研究開発費の内訳は何か?」など、会場となった教室の雰囲気はかなり熱気に溢れていました。

  最後になりますが、単純に事業計画を立案して終わりというわけではなく、資金提供者から預かった資金をいかに効率的に運用できたかについて各クラスで責任を持つというこうした機会は、学生たちにとって非常に良い経験になったと思います。「経営学基礎演習」を通して、頭の中でイメージすることしかできなかった「分業」と「協同」のあり方や役職に応じた責任の重さやマーケティング・財務・人事・製造などの理論と実際を、実体験を通して学べたのではないでしょうか。