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2013.01.21|最終更新日:2020.07.30|

国際人事組織論B(経済学部:木谷宏教授)で特別講義「ワーク&ライフバランス・インターン事業」を開催

 
1月11日(金)、経済学部 経営学科では、新宿区の男女共同参画推進委員であり、スリール株式会社代表取締役の堀江敦子氏を招いて特別講義が行われました。

 講義内容は、「仕事と子育てを学びたい」学生と、「子育てをサポートして欲しい家庭」をインターンシップで繋げることにより、子育て支援、キャリア教育、少子化対策の実現を目指すワーク&ライフ・インターン事業に関するもので、堀江氏が福祉ボランティアに目覚めた学生時代から就職、起業に至るまでの実体験を通して就職活動を控えた学生たちへのメッセージをいただきました。講義後には、なりたい自分に合ったアクションを考える参加型のワークショップも行われました。

「将来の自分」についてワークショップ

学生へ応援メッセージを贈る堀江氏

以下、実際にスリール株式会社での子育てインターンシップも経験した岡田奈美季さん(経営学科4年)からの報告です。

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インターンシップの体験を語る岡田さん

 学生時代は、自由で多感な時期だと感じています。講義では、「自分の感覚を信じて、多くの価値観に触れ、多くの経験をすること、さらに、それを振り返ることによって、自分の価値観や軸というものが形成されていく。良い経験だけをするということではなく、たとえ間違っていたとしてもその経験は自分を成長させてくれる」というお話がありました。経験が自分の礎になり、目先だけではなく将来を見据えた姿をイメージすることができるという言葉がとても印象に残っています。
 
 私は、昨年の秋、「学生専属サポーター」として約3ヵ月間、子育て家庭でのインターンシップを経験しました。育児体験を希望した理由は、私自身が将来、仕事を続けながら子育てをするという夢があったからです。学生時代は、多くの価値観に触れながら多くの経験ができる特別な時期であるからこそ、このインターンシップは有意義な時間だったと感じています。また、インターンシップを終えて、人間として優しくなれた気がしますし、ありのままの自分でいることの大切さを学びました。

 この特別講義でも多くの学生に響いたと思います。学生からのコメントシートには、「今まで色々なことに挑戦をして、一貫性がないと思っていたけれど振り返るとつながっている部分が多くあることに気付き、元気をもらった」「就職がゴールではなく、なりたい自分に向けて努力するということが大事だということがわかった」という感想が多く見られました。特別講義が実施できたのも、快く講演を引き受けて下さった堀江様をはじめ、授業の時間をご提供くださった木谷教授、そして足を運んでくれた多くの学生のおかげです。貴重な時間をくださったこと、この場を借りて感謝申し上げます。