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教育・研究
2013.02.07

外国語学部と経済学部の情報系ゼミが合同で卒論発表会を開催

 2月2日(土)に情報系のゼミの卒論発表会が今年も開催され一般にも公開されました。
この発表会は2001年から始まったもので、今回が通算で第11回目の開催となります。主にコンピュータネットワークや情報提供システムを実際に構築・運用する実証的な研究を中心に発表を行うもので、今回は3年生、4年生の12件の研究発表が行われました。発表は1件あたり20分で質疑応答10分の合計30分間かけるもので、修士論文の発表会と同じ時間を使って本格的に行われました。来年度からゼミに入る2年生やすでに卒業したOBやOGが数多く参加し、さながらホームカミングデイのようでもありました。

会場からは積極的な質問・コメントが寄せられました

 発表では、Ajax, podcast, HTML5, CSS3といったICTの先端技術を扱うものや、SNSの構築と運用に関するもの、C#やTJS言語によるアプリケーション開発、データベースの構築と検索システムの構築、デマンド監視装置と連携するWebアプリケーション、テキストマイニングによる意見分析、英語教科書の語彙分析、雑誌とWeb広告の比較、最新の自動車規格の考察など、多彩なテーマが集まりました。
特に、大学のウェブニュースでも取り上げられた学内の使用電力の見える化を行うシステム「麗澤電力」の報告をおこなった経済学部4年藤城さんの発表では「これほどの完成度を持ったシステムを学部生が構築できるとは」という驚嘆の声が上がりました。

 発表者は全員が発表論文集に論文を寄稿し、プレゼン資料やデモの準備とともにはりきって発表会に臨んでくれました。発表しなかった2年生、3年生にとっても大きな励みになった一日だったと思います。来年度、さらに質の高い研究発表をめざして両ゼミとも研鑽を続ける所存です。

参加者全員で記念写真

★当日の発表プログラム、配布資料、発表者全員が論文を寄稿した発表論文集はこちらで公開しています。
※過年度発表会の様子もご覧になれます。