全国市長会会長の森 民夫長岡市長が講演 - テーマは「現場力が日本を動かす。」
2013.5.16

麗澤オープンカレッジ特別講演会(後援:千葉県教育委員会、柏・流山・松戸・我孫子・野田 各市教育委員会および柏商工会議所)の平成25年度前期第1回目が5月11日(土)に開催され、新潟県長岡市長・全国市長会長の森 民夫 氏による講演会が開催され、187名が熱心に聴講されました。「現場力が日本を動かす。」と題して、スライドを大きなスクリーンに映写して聴衆者にわかりやすく展開されました。

まず森市長は、地元長岡には”米百俵の精神”という誇れる教えがあることを力説されました。米百俵の精神とは、江戸末期、越後国長岡藩士の大参事であった小林虎三郎 氏が提唱した「教育こそ人材を育て、国やまちの繁栄の基となる」という思想のこと。藩が困窮の極みであった時に寄贈された百俵の米を、食べずに売却して学校の建設費等に充てたという逸話です。森市長は、「その後の戦争での空襲や新潟県中越地震でもたびたび長岡は困難にみまわれてきたが、諦めずに復興を遂げてこられたのは、”米百俵の精神”という長岡魂があったからです」と説明されました。

次に森市長は、長岡市政における現場力みなぎる様々な施策を紹介されました。お母さんたちの声から生まれた施設「子育ての駅『てくてく』」。スポーツやコンサートができるアリーナ、市民が自由に使用できるナカドマ、市役所機能が一体となった市民交流施設「アオーレ長岡」等々、森市長は、「市民は豊かな想像力を持っている。それを表現させる場をつくると、市民もまちも成長する」と解説されました。さら地方分権問題についても言及され、「道州制を導入することで、現場(住民と市)の知恵を活かし、カタチにすることができる。地方分権が日本を再生する」と力説されました。

最後に森市長は、長岡大花火大会と長岡を舞台にした映画「この空の花 -長岡花火物語」を紹介。スクリーンに長岡花火の映像が出ると、迫力のあるその光景に聴衆者は引きこまれました。講演後は活発な質疑応答が行われ、盛大な拍手とともに終了しました。