鈴木小百合客員教授の特別講演「通訳・翻訳の仕事について」を開催
2013.6.20

ハリウッドスター通訳の様子を説明

講義をする鈴木先生


 6月19日(水)、日本を代表する通訳・翻訳家であり、この4月より本学客員教授に就任された鈴木小百合先生の特別講演を開催しました。「英語の発想と論理A」を中心としたいくつかのクラスの合同授業であり、また、履修者以外も多くの学生が聴講しました。

鈴木先生の特別講演は昨年11月に続き2度目となります。SMAP×SMAP(フジテレビ系)で、鈴木先生がデンゼル・ワシントンの出演に同席した際の映像から始まった今回の講演は、オーストラリアでの子供時代の体験を踏まえた英語学習法に関する助言や、通訳・翻訳の面白さと難しさといった話題を含み、また、マジック・ショーの制作で通訳した時に「君は人の心を訳せる通訳だね」と言われて以来、そうなるように心がけている話など、仕事に向き合う姿勢を開陳していただきました。

『お月さまへようこそ』という本の原作に出会って感激し、自ら交渉して上演権を取り、会社を立ち上げて翻訳から制作までを手がけた話、元から落語が好きで、『寿限無』を英訳したことをきっかけにラボ教育センターでの英語教育に関わっている話など、多彩な仕事ぶりについて豊富な話題をご提供いただきました。そして、ハリーポッター各作品日本舞台挨拶の映像とそれぞれのエピソード、あるいは、ハリウッド・スターや有名監督の写真や話題の華やかさに一同は圧倒されました。受講者は鈴木先生とスターの2ショット写真に憧れの溜息や時に歓声をあげながら、話に聞き入っていました。最後に、同時通訳として関わっている朗読劇『この子たちの夏1945・ヒロシマ ナガサキ』のご紹介があり、充実した講演が終わりました。

講演後は、会場を移して、学生たちとの座談に時間を割いていただきました。参加した学生たちは、通訳の仕事や英語の勉強法、各国の英語の違い、そしてハリウッド・スターたちの素顔について、目を輝かせながら質問を続け、丁寧にお答えいただいて大満足の様子でした。

講義後に鈴木先生と

 

::::::::::::::::::::::::::::::鈴木小百合先生プロフィール:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

・2013年4月より麗澤大学外国語学部客員教授

・8歳から14歳までオーストラリア、シドニーで過ごし、帰国後、聖心インターナショナルスクールで学ぶ。

・国際基督教大学卒業、広告代理店勤務などを経て、フリーの通訳・翻訳者に。

・演劇の現場での通訳としてスタートを切り、その後、戯曲翻訳を手がける。

・2007年には、戯曲翻訳2作品に対して「第14回湯浅芳子賞」受賞。

・通訳としては映画のプロモーションで来日するハリウッド・スターや監督たちの通訳を担当。

・東京国際映画祭の通訳を20年間にわたって務める。オープニング・セレモニーや授賞式、舞台挨拶や記者会見などで、

小泉首相、麻生首相、鳩山首相、野田首相、及び各国の映画監督、製作者、俳優たちの通訳を担当。