「ユニット・リーダーとして」
2013.7.17

 ユニット・リーダーとは、6名1組で構成されるユニットの中核的メンバーで寮長のような役割を担います。ユニットを構成するメンバーが少数になったことで、6名でシェアハウスをしているような感覚です。私はそのアットホームな雰囲気を大切にしたいと思い、出掛ける時や帰宅時に「いってきます」「ただいま」と声を掛けることをメンバーに呼びかけています。自分の個室にいてもメンバーの声がしたらなるべく「おかえり」と声を掛けるようにして、お互いを思いやる家族のような関係作りを心心掛けています。また、私のユニットには、タイと台湾からの留学生がいるので、掃除や買い物の仕方、大学へ提出する書類の書き方などを英語で教えたりもします。反対に一緒に料理をしながら、母国の文化を教えてもらう機会もあり、とても楽しいです。

 私はユニット・リーダーになるにあたり、1年生のときにお世話になった先輩の寮長を目標としました。その先輩は、寮生活を始めて心細かった私を気遣い、掃除当番や食事のときに「最近どう?」「何か困ってない?」と必ず声を掛けてくれました。その当時は何事にも精一杯で部屋にこもることもあったのですが、先輩の思いやりと気配りが心の支えとなりました。先輩のようなユニット・リーダーになり、後輩に寮生活の楽しさと充実感を伝えたいと思っています。

 また、総勢45名のユニット・リーダーには横のつながりもあります。毎月の会議で各ユニットの取り組みを知り、「掃除のルールなどをどのように決めているか」「授業を休みがちな学生がいたらどうするか」といった寮生活上の問題について意見交換を行っています。

 リーダー同士で助け合いながら、新学生寮の基礎を築き、後輩たちに繋げられるよう取り組んでいます。リーダーになるということは、努力と忍耐が必要とされます。私一人だけでは背負いきれない責任もありますが、寮生たちと協力することによって「仕事」ではなく生活の一部となっていくのです。学ぶことは決して授業の中だけではないし、新しいことを知ることは、自分を豊かにしてくれると感じることができるのです。私はこの麗澤大学で学んで、このように考えることができるようになりました。