経済学部学生がワーキングホリデー制度を利用して留学体験
2013.10.9

プログラム先のマネージャー、料理長と

 経営学科3年の阿部友亮さんが、2012年10月から2013年9月まで約1年間、ワーキングホリデー制度を利用して、オーストラリアへの海外留学に挑戦しました。
「英語は苦手だった」という阿部さん。苦手克服を決意した理由、その苦労、得たものについて以下のように語ってくれました。

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 私はもともと英語が得意ではなく、むしろ苦手。中学生の時からテストの点数も奮わず、海外留学など遠い存在でした。そんな私が海外留学を決意したのにはいくつかの理由がありますが、1つは「言語の壁を越えて、世界各国の人たちとコミュニケーションを取りたい」と思ったことです。街中で外国の方を見かけても積極的に声をかけられないことに悔しさを感じていましたし、異文化にもっと触れてみたいと思いました。また、親戚からのアドバイスもあり、「グローバル社会と言われている現代社会で英語ができることは武器となり、将来社会で活躍できるチャンスを広げることになる」と考えたことも大きかったです。
 そんな時にワーキングホリデーを推奨するNPO法人の説明会に参加し、海外のレストランで働くことができるプログラムを知りました。苦手な英語の世界に飛び出すことは勇気がいりましたが、それ以上に新しい可能性に挑戦したいという想いが私を動かしました。

語学学校の仲間たち

現地に飛び立ち、最初の数週間は本当に衝撃的な日々でした。
英語が苦手な私にとって、聞こえるもの、見えるものはすべて暗号のよう。話しかけてくれることが理解できない、答えようとしても言葉が出てこない、悔しい日々が続きました。それでも一歩ずつ前進しようと思い、仕事後の会話の輪に入ることから始めました。職場仲間との距離も徐々に縮まり、3か月のワーキングホリデーのプログラムが終了した後も、正式にそのレストランで働けることになりました。私の人間性、意欲を認めてもらっての結果がこれに繋がり自分に自信がもてるようになりました。
 また、帰国前の4カ月間は、現地の語学学校にも通いました。国籍も年齢も異なる人達と机を並べたことで、語学だけではなく異文化を学ぶことができたと思います。

約1年間の留学生活を通して、英語力も身に付きましたが、それ以上に人と向き合うコミュニケーション力が伸びたと感じています。自分の意思を伝えることは、言語とは関係なく難しいことですが、根気強く、相手に理解してもらえるような努力することで距離が縮まるのではないかと思いました。
 そして、最も大きな気づきとして、私は決して一人で生きているのではなく、日本で待ってくれていた家族や仲間、留学先でサポートしてくれた人たちなど、多くの人に支えられているのだと実感しました。
 語学力を伸ばすために海外へ飛び出しましたが、人の温かさやそれに対する感謝の気持ちを気づくことができたかけがえのない経験となりました。帰国してまだ日も浅いですが、これまで学んだ知識や経験を生かすことができる次のステージを見つけたいと思います。