経済学部生製作のシステムが大学ICT推進協議会で高評価
2013.12.24

 経済学部経営学科4年の善養寺紗弥さんはワンボードマイコンとネットワークを応用した一人暮らしのお年寄りの“見守り”を支援する「赤ずきんちゃんR」というシステムを開発しました。

「赤ずきんちゃんR」の概要図 ※クリックで大きな画像になります

 このシステムはトイレなど日常必ず使う場所に設置し、赤外線人感センサーやドアスイッチによって反応を検出しHTTPというインターネットの基盤技術でサーバコンピュータに活動を通知し、一定の時間活動が無い場合に異常として保護者や団体に電子メールで通知を行うものです。通常時は活動状況を指定した時刻に電子メールでレポートして通知します。またWebページにより装置の反応記録も確認することができます。
 このシステムは2年前に卒業した先輩が作成したプロトタイプ「赤ずきんちゃん」システムを実用試験の結果を踏まえて拡張したもので、装置自体の動作確認や温度測定機能などが追加されており、万が一動作不良に陥っても記憶している時刻になると装置をリセットすることができる自動再起動機能などが追加されています。


  善養寺さんは、製作した装置と実用試験の状況について12月18日から20日に幕張国際会議場で開催された大学ICT推進協議会2013年度年次大会で発表し、高く評価されました。善養寺さんは、春からワンボードマイコンの動作を学び、夏には必要なプログラミングを習得し、必要な部品を調達し9月には試験運用を始めたそうです。

関心をもった方が次々とブースに来訪

デモ用の装置(中央の緑色の装置がマイコンと自作基板)


「3年生の時から情報の資格試験の取得に取り組んだので、仕組みを考えることはそれほど難しいことではありませんでしたが、組み立てやプログラミングにはとても時間がかかりました。お年寄りの見守りに活用できる実用的なシステムを作ることができてよかったと思います。これから卒業までの間に、より一層使いやすいシステムとするとため、試験運用を重ねて、サーバの機能追加を行いたい」と意気込みを話してくれました。