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教育・研究
2014.05.02|最終更新日:2020.07.24|

就職活動生・アルバイト生に「働く法律の出前講座」

IMG_8614 厚生労働省は就職活動を行う学生を対象に、「ブラック企業」による被害が社会問題となっている中で、企業を選ぶ目を養ってもらおうと「出前講座」を行っています。

本学では424日、梶田幸雄教授(外国語学部)の「労働法入門」の授業で、厚生労働省千葉労働局の堀内利男氏(総務部企画室長)に「知っておきたい労働法」をテーマとした特別授業を行って頂きました。

IMG_8619講義は事例を交えながら、「労働基準法」「労働契約法」などを分かりやすく解説。「自分の身は自分で守る」には、十分な知識を持って就職活動や社会人になるよう警鐘し、
アルバイトをするにも同じであることを説きました。
受講した学生諸君からは、「労働法は奥が深く、アルバイトにも適用される規則も随分あることを知った。自分の権利をしっかりとすることで対応していきたい」(英語・英米文化専攻3年 眞田采さん)、「就活の際に企業をしっかりと見極めたい」(国際交流専攻2年 井出愛子さん)、「働くことが今までより身近になった」(国際交流専攻2年 斉藤衣世さん)、「内定を辞退できるか否か悩んでいたのでとても参考になった」(Tさん)といった声が多く、「労働法」の知識習得の大切さを再認識したようでした。

梶田教授は「学生諸君には、企業を選ぶ目を養ってもらうため、賃金や残業など働き方のルールについて理解を深めて欲しい。さらに、就職に対する問題意識を明確に持つようにして欲しい」と、90分の講座を締めくくりました。