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学生生活
2015.01.13|最終更新日:2020.07.24|

獨協大学-麗澤大学のゼミ交流会を開催

2015年1月10日(土)に、新年最初の成瀬猛・外国語学部教授の企画として、獨協大学の工藤ゼミと麗澤大学の成瀬ゼミ(専門ゼミと自主企画ゼミ)のゼミ交流会が獨協大学で開催されました。

獨協大学のキャンパスは埼玉県の草加市にあり、東武スカイツリーラインの松原団地駅から徒歩で5分ほどのところにあります。駅から大学に向かうと、まず、最初に目に入るのが巨大な電光掲示版です。電光掲示板には大学側から学生達に伝えるべき重要な情報が常時流されており、大学にやってくる学生達は必ず目にすることになります。学内での情報伝達について、まず、参考にすべきエントリーポイントだと思いました。

さて、ゼミ交流会ですが、三部構成で行われ、第一部が工藤ゼミのゼミ発表、第二部が成瀬ゼミのゼミ発表、第三部は工藤ゼミのEdutainmentと呼ばれているコミュニケーションを理解する為のアクティビティで、Communication in Dark、つまり我々健常者が当たり前と思っている日常を、障害者の身になってみて感じるという、一種の異文化(異次元)体験でした。

工藤ゼミでは言語(英語)だけではなく、人間交流的なコミュニケーションを学ぶ為のPBL型体験学習を取り入れており、健常者と障害者間のケースに留まらず、津波で大きな被害を受けた宮城県の名取市閖上地区の人々との交流も行われており、今回紹介されたのは、草加市の名物である草加せんべいを閖上の朝市で学生達が焼き上げ、地元の皆さんに振舞いながら、人間的なコミュニケーションを深めていくというPBL型の学びでした。映像も紹介され、学生達が生き生きと、そして地元の人々と楽しそうにコミュニケーションしている様子が印象に残りました。この様な言語だけではないコミュニケーションスキルを身につけている学生さんが多い所為か、来客である麗大生の扱いに於いても、大変楽しく、気持ち良く交流をさせて頂いた実感が残りました。

成瀬ゼミの方からは、中東研修旅行やJapanesiaの発表が行われ、工藤ゼミの学生達からは、「自分達とは違う観点での学びは勉強になった」として、多くの質問やコメント頂きました。ゼミ内容の発表交流とEdutainmentで約6時間の交流会でしたが、6時間があっと言う間に過ぎてしまったと思う位に、充実した、楽しい機会となりました。

両大学の学生達は、相手の事をもっと知りたい、もっと仲良くなりたい、お互いに学び合おうとする姿勢があり、大学間の異文化を体感して楽しんでいる様子で、お互いに打ち解け合う学生達の姿が印象的でした。居心地の良い麗澤大学ですが、敢えて、外の世界と関わる機会を増やす意義が見えたゼミ交流会となりました。

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ゼミの発表を聞く学生たち

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発表の準備をする成瀬ゼミ生

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皆でストレッチして気分転換

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獨協大学・工藤ゼミと麗澤大学・成瀬ゼミ