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2015.07.01|最終更新日:2020.07.24|

第4回中国語スピーチコンテストを開催

6月28日(日)、本学において「第4回中国語スピーチコンテスト」が開催されました。

http://v.qq.com/page/e/1/x/e01586npo1x.html(CCTVにて放映されたコンテストの様子が閲覧いただけます)

会場となった生涯教育プラザ

このスピーチコンテストは、日本企業のビジネスにおいて中国語を話せる人材がますます重要になる中、中国語学習者の学習意欲を向上させ、今後もさらに優秀な人材を育てていきたいと考え、また中国語を学習する高校生との交流を深めることを目的として開催しました。

コンテストの参加条件は、中国語を外国語として学習している高校生とし、朗読の部、暗誦の部ではそれぞれ課題文が出され、弁論の部では、①「私と中国語」②「私の趣味」のいずれかを発表するという3部に分かれて行われ、参加申し込みは19校から44名、エントリーしました。

この大会の審査員は、国際貿易投資研究所チーフエコノミスト(上海万博日本館館長、元・立命館大学客員教授)の江原規由氏、及び劉光赤氏(本学非常勤講師)、王丹本学客員研究員(華東政治大学日本語専攻講師)をお迎えし、また鈴木誠教授、温琳准教授が務め、発音や表現力及び内容等について総合的に審査がなされました。

挨拶をする渡邊 信外国語学部長

挨拶をする渡邊 信外国語学部長

開会式では、渡邊信外国語学部長より挨拶があり、「緊張をしていると思いますが、日頃の学修の成果を存分に発揮してください。皆さんの中から将来、日本と中国あるいは日本と台湾の架け橋となられることを期待しています。」と激励の言葉があり、朗読の部からスタートしました。

 

 

 

コンテストでは、朗読の部の課題文「猴子捞月」、暗誦の部の課題文「亡羊补牢」の朗読・暗誦がそれぞれ行われ、両部門とも身振り手振りを交えたスピーチをする参加者もおり、熱のこもった発表がされました。弁論の部では、5名のうち3名が「私と中国語」を、うち2名が「私の趣味」を選び、中国語の勉強を始めたきっかけや習得の大変さ、今後の目標などの発表や、それぞれの趣味に対する熱い思い伝わってくる素晴らしいスピーチばかりでした。また、今回のスピーチコンテストに向けて高校生に中国語を指導して下さった高校の先生方の熱意がとても良く伝わってきました。

金丸良子教授による講演

その後、金丸良子麗澤大学教授による【アジアの古地図】をテーマに、日本・中国の姿がほぼ正確に記されているブラウ図や、ヨドクス・ホンディウス世界図などの話の後に、実際にそれぞれの地図の写真がスライドに映し出される形で、講演が行われました。

江原規由氏

総評をする江原規由氏

 

 

 

 

そして、江原規由氏より「今日のスピーチの中で、将来海外で働きたいという発表をされた子がいて嬉しく感じました。中国で働くのはもちろん、これからは多くの中国系企業が日本に来ると思います。そういった時に、皆さんのように中国語を勉強している若い人たちにぜひ活躍していただきたい。来年もまた多くの参加者にお会いでるのを楽しみにしています」と総評をいただき、いよいよ審査結果発表となりました。今回も参加者のレベルは高く、審査は難航しました。その結果、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞、中国語専攻特別賞などが授与されました。そして、弁論の部の最優秀賞には、副賞として天津理工大学漢語言文化学院麗澤奨学金による同大学への4週間短期留学(授業料免除)の機会が授与されました。

 

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           左から、江原氏、安本さん、近藤さん、高部さん、渡辺さん、王客員研究員、劉氏
(暗誦の部)
最優秀賞 近藤 芳樹さん     関東国際高等学校
優秀賞  安本 佳世さん   創価高等学校
     渡辺 美佳さん   都立飛鳥高等学校
(弁論の部)
最優秀賞 高部 歌華さん   関東国際高等学校

 その他、受賞者はこちらからご覧いただけます。

後援

文部科学省、外務省、中華人民共和国駐日本大使館、(財)国際貿易投資研究所、(財)日中友好会館
日中教育交流センター、日本日中関係学会

協賛

天津理工大学漢語言文化学院、(株)亜東書店、(株)東方書店、中国語コミュニケーション能力検定(TECC)事務局、