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教育・研究
2015.07.01|最終更新日:2020.07.24|

経済学部 髙ゼミの学生が「住友理工 学生小論文アワード」で審査員特別賞を受賞

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住友理工株式会社 代表取締役社長兼COOの松井徹氏(左から2人目)と参加学生

住友理工株式会社は、今年、社名変更の記念事業として「住友理工 学生小論文アワード」を実施しました。これは「多様な人々が活き活きと働ける職場をどのように作っていくか」について、若い世代の意見を募集したものです。非常にユニークかつ時宜を得た挑戦的なテーマに惹かれ、本学経済学部の学生チーム(髙ゼミ)も応募し、見事「審査員特別賞」を受賞しました。

募集テーマは「これからの男女共同参画とは」で、全国から50本の小論文が集まり、その中から、独創性、客観性、実践性という視点で厳正な審査が行なわれました。

「審査員特別賞」に輝いたのは、経済学部4年の北野舞子さん、永井優衣さん、島崎里紗さんのチームです。小論文は、『「2-6-2の法則」を打ち崩す私たちの知恵、ダイバーシティを活かす3つの提案』というテーマで、能力や実力という土台とは別に、新たな視点から人を評価する仕組みを作ることが必要だと伝え、『ダイバーシティ』を本当の意味で活かすこと、それが誰でもイキイキと働ける社会を作ることになると主張しました。

※ダイバーシティ:「異なる属性(性別、年齢、国籍など)や従来から企業内や日本社会において主流をなしてきた異なる発想や価値を認め、それらを活かすことで、ビジネス環境の変化に迅速かつ柔軟に対応し利益の拡大につなげようとする経営戦略。また、そのために、異なる属性、異なる発想や価値の活用をはかる人事システムの構築に向けて連続的かつ積極的に企業が取り組むこと。(『多様性を活かすダイバーシティ経営基礎編』日経連ダイバーシティ・ワーク・ルール研究会(2002年)より引用)

※2-6-2の法則:「働き蟻(あり)」の法則」とも言われるもので、組織の中の上位2割は仕事に前向き、下位2割は後ろ向き、中間の6割はそのどちらにも入らない、という法則。