山下ゼミ企画「ヒューマンライブラリー」が開催!
2015.7.13
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 平成27年7月12日(日)、山下ゼミの主催で、「ヒューマンライブラリー」(生きている図書館)のイベントを開催しました。ヒューマンライブラリーとは、2000年にデンマークで発祥した、社会的マイノリティーに対する偏見の低減や、異文化理解を目的とした対話型のイベントです。さまざまな経験、特性や価値観を持つ人々を「本」に見立て、30分間人生経験を語っていただきます。「本」役の方々の話を聞く「読者」(参加者)は、当事者問題の理解、自分自身についての気づきを深めます。ゼミ生は「司書」として、本役となる方々を探し、イベントの準備・実施まで全てを行い、地域連携センターからの支援で、スムーズに実施することができました。
 今回は、大学近隣の地域の方にも本になっていただき、以下7名の「本」の方々が登場してくださいました。7名の内2名は麗澤大学の学生でした。

  •   ◆全身リュウマチで3ヶ月の寝たきりを経験し、人生が大転換した育児ママ
  •   ◆歌にギターに英会話、パン作りも本格派のマルチ活動する粋な男性
  •   ◆体が男性でも心は女性。日舞の師範としても活躍する和風居酒屋の経営者
  •   ◆癌と闘いながらもアイドルとして活躍し人生を全うした姉について語る妹
  •   ◆韓国での兵役を通して成長した経験を語る留学生
  •   ◆生まれつきの眼瞼下垂症であり、患者会NPO立ち上げスタッフ
  •   ◆外見からは判断できない、健常者の姿をした障害者

 

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 第一回目ということもあり、参加者はあまり多くはありませんでしたが、計43名が読者として参加しました。「読者」からは「30分間があっという間でした。また参加したいです」、「普段、お会いできないような方々の率直な言葉を聴けてとてもよかった」、「これからどんなことがあっても乗り越える勇気を与えていただきました」といった意見をいただきました。「本」になっていただいた方々からは、「学生さんたちと触れ合うことができ良い機会でした。もっと対話したかったです」、「初回は緊張しましたが、2回目以降は言いたいことが言えるようになりました、とても楽しかったです」と振り返られました。

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 また、「司書」として今回のイベントを担当したゼミ生は、全員が「楽しかった、いろいろな方にお会いできて楽しかった」と振り返りました。また、本の方々とやり取りをする準備段階では、「次回は、司書が本の方を知るだけではなく、自分のことを本の方にもっと知っていただき、パートナーとして新密度を高めていきたい」と感想を述べました。イベント実施までのプロセスの中で、学生の汎用能力の向上が見られました。今回の反省点を活かし、次回の実施につなげていきたいと考えております。 

(経済学部・准教授 山下 美樹)