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2015.09.17|最終更新日:2020.07.24|

3大学合同のディベート大会を開催!

成城大学(内田ゼミ)、専修大学(田中ゼミ)、麗澤大学(中島ゼミ)の3大学での合同ディベート大会が9月16日(水)、成城大学において開催されました。

以下は、蟹瀬彩華さん(経済学部経済学科3年、中島ゼミ・ディベート幹事)よりいただいたレポートです。

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きっかけは、3大学の先生方が金融学会で一緒に活動しており、さらに内田先生と中島先生が同じく日本銀行で働いていたこともあって、本ディベート大会のお誘いをいただき、各ゼミの交流を兼ねて企画されました。

 

ディベートは、立論・質疑応答・最終弁論の順で行われ、テーマとしては、「調査捕鯨の賛否」(専修vs麗澤)、「救急車の有料化」(成城vs麗澤)、「外国人の国政選挙権」(成城vs麗澤)の3つが設定されました。ディベート大会では、どのテーマも攻防を繰り返す白熱した戦いとなり、勝敗を決めるのが難しいほどでした。そんな中、麗澤チームは、ジャッジの判定が調査捕鯨では5-0、救急車の有料化では4-1と、なんと2勝を勝ち取ることができました。

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このディベート大会のために、当ゼミでは夏休みに集まり、資料の収集やリハーサルなど準備を進めてきました。当初は、ディベートとは何かを学ぶところからのスタートだったので、準備段階では、質問されても資料不足だったり、黙ってしまったりと、先行きが危ぶまれる状況でした。しかし、中島先生の指導のもと、練習を重ねる中で、弱点を減らし強みは強化することで、簡単には負けないであろう内容にまで仕上げることができました。

 

その甲斐もあって、本番の立論では説得力ある主張の展開、質疑応答ではメンバーが役割を分担した質問と受け答え、最終弁論では質疑を踏まえた自分たちの立場の主張を行うことができました。苦戦も予想していただけに、勝利した瞬間は、準備の苦労も吹っ飛ぶような、とても嬉しい瞬間でありました。

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ジャッジ役の学生からは、判定理由として「立論と最終弁論がともに説得力があった」「数字が示されていて、根拠がはっきりしていた」「質疑応答が的確だった」などのコメントがありました。また最終講評では、田中先生からは「質疑応答に勢いがあり、テンポがすごく良かった」、内田先生からは「深い分析ができており、数字などのデータが示されていたのが大きな強みだった」とのコメントとともに、さらに今後の改善点のご指摘をいただきました。

 

このディベート大会を通して、予想外の質問にも即座に対応しなければならないディベートの難しさを知るとともに、事前準備の大切さ、チームで1つのことに取り組むことの充実感など、いろいろなことを学ぶことができました。他大学と交流する機会はなかなかないので、同じ3年生と知り合う得がたい機会となりましたし、またゼミ内でも共同作業を通じて絆が深まり、とても良い経験となりました。