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学生生活
2015.11.09|最終更新日:2020.07.24|

千葉県教員採用試験に外国語学部の学生2人が合格

麗澤大学外国語学部外国語学科 英語・英米文化専攻4年の井上春菜さん(千葉県立幕張総合高校卒)と清水麻里さん(私立八千代松陰高校卒)の2人が千葉県教員採用試験に合格しました(合格者134名/志願者495名 千葉県教育委員会発表)。合格の喜びを次のように話してくださいました。

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左:井上さん、右:清水さん

[教員をめざそうと思ったきっかけは?]

*中学時代に、友達に勉強を教えていく中で、人に教える喜びややりがいを感じたのがきっかけです。現在、アルバイトとして塾の講師をしていて、生徒の成長する姿に日々喜びを感じていいます(井上さん)。

*親戚に教員が多いこともあって、小さい時から職業の1つに教員というのはありました。そこで、高校の卒業レポートとして「英語教育」について調べてみたら、とても魅力的で、英語教員を目指そうと決めました。でも、実は元々英語は嫌いで、今でも少し苦手意識があります。でも、英語が嫌いだからこそ、ちょっとしたきっかけで分かると楽しいし、達成感を感じることができています。これから英語を勉強する子たちに基礎からしっかりと教えて、英語を好きになってもらいたいと思っています(清水さん)。

[教職課程で辛かったこと、大変だったことは?]

*教育実習が大変でした。私が担当していた学年は大変荒れていて、教師に対して暴言を吐く生徒もいました。実習が始まった当初は、自分で務まるのか、やっていけるのかと自分を見失いかけ、早く終わって欲しいと思ったけど、中学時代に恩師に励ましてもらい、乗り越えることができました。色々と大変なことはありましたが、最終日に生徒の成長を見ることが出来て、改めて教員を目指そうと決意しました(井上さん)。
*教育実習が一番大変でした。模擬授業などは大学の授業等でも行っていましたが、実習では授業以外にもホームルームの運営や、学生生活上の指導、体育祭への参加などやるべきことが多々あり、教員の大変さを実感しました。
あとは、陸上部のマネージャーとの両立も大変でした。今年の夏、監督が“教員採用試験に向けて頑張れ”と休みをくださり、20日間で仕上げたようなものです。時間がないのは分かっていたので、手広くやるのではなく、自分の中で範囲を決め、その範囲の勉強に力を入れました(清水さん)。

[教員を目指す後輩へのメッセージ]

*私は採用試験に合格するために、まずは語学力をあげる必要があると思い、半年間アメリカに留学に行きました。英語力が向上し、自信を持てたことで、教員採用試験もオールイングリッシュで臨みました。また、望月ゼミに入り、英語教育に関する専門知識を学び、友達同士で幾度も模擬授業を行い、試験に向け準備を進めました。実際に採用試験に合格した卒業生に話を聞くことができ、望月ゼミの温かさを感じることが出来ました。辛いことはたくさんあると思いますが、自分の夢に向かって頑張ってください(井上さん)。

*私は、教員採用試験対策講座に参加したり、友人と時間を見つけては模擬授業を見せ合ったり、ときには他大学の方や実際に教員をされている方に指導をしてもらうなどしてきました。どんなに時間がなくても、出来るものをしっかりと行っていくことが大切です。また、同志がいたことが、私にとってとてもプラスでした。同じ夢に向かって頑張っている仲間だからこそ、自分で気づけないことなど指摘してくれ、辛いときでも励まし合うことができました。皆さんも頑張ってください(清水さん)。