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教育・研究
2015.11.11

【実施報告】日銀マンによる特別講義を実施

講義

11月10日(火)に、現役の日本銀行員を講師に迎えて、「金融論B」(担当:中島真志経済学部教授)の時間に特別講義を実施しました。

中島先生

講義を進行する中島教授

講師は、日本銀行情報サービス局の杉山快企画役補佐で、「日本銀行の機能と業務」をテーマに、熱の入った講義をして頂きました。

 

 

杉山氏からは、「日本銀行の誕生の経緯」から始まり、「日本銀行の組織」や「お金(銀行券)の一生や偽造防止技術」、そして「金融機関の経営実態の把握」や「物価の安定と金融政策」などについて分かりやすい解説がありました。最近話題になっている「量的・質的金融緩和」についても、メカニズムや目標の達成状況についての解説があり、関心を持った学生も多かったようです。

講師

講義する杉山氏

 

2・3年生を中心とする「金融論B」の受講者約100名がこの特別講義を受講し、杉山氏の解説に熱心に聞き入っていました。現役の日本銀行の職員から業務や政策について直接話を聞く機会はなかなかないので、受講者には貴重な機会となりました。講義が終わった後も、講師を囲んで質問をする学生の姿がみられました。

全体

講義の様子

 

中島教授は、「日銀マンから直接話を聞くことによって、日本銀行が行っている業務や政策を少しでも身近に感じてもらうことが大切。授業でも、ちょうど金融政策のパートに入っていくところなので、一段と理解度が高まるのではないか」と期待を述べられていました。