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2015.12.10|最終更新日:2020.07.31|

きもの着装披露 in 日本文化入門

12月7日(月)の「日本文化入門」では授業を一般公開し、本学の課外活動団体「きもの・お作法の会」の学生による、きものの着装披露が行われました。

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同会は、昨年の関東大会において第1位に輝くなど、数々のコンテストで目覚ましい活躍をしており、今回は、振袖(ふりそで)、袴(はかま)、浴衣(ゆかた)の3種を、平彩乃さん(日本語・国際コミュニケーション専攻4年)、池田風華さん(中国語専攻4年)、大塚桃香さん(国際交流・国際協力専攻2年)、木原秀佳さん(国際交流・国際協力専攻1年)の4名が、気品あふれる作法で、自らの着付けを披露。会場には授業の履修者のほかに、聴講の学生をはじめ教職員が多数来場し、目の覚めるような美しいきものが、驚くほど速く仕上げられていくさまに熱心に見入っていました。

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また、その間に片平一子師範に、構造や技術、心づかいなどを詳しくご解説いただきました。きものは着付けによって自らデザインするものであり、そこに感性や人柄が表れるということなどをお話いただき、着付けの実習とあわせ、着物がもつ特性を実感することが出来たようです。着装終了後には、会の学生からも、きものの魅力や着こなしのポイント等のお話があり、受講者からも、成人式で振袖を着る予定などをふまえた具体的な質問がたくさん寄せられました。

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きものの美しさには、長い歴史に培われた伝統工芸の匠の技と、自然や季節を取り入れた日本人の感性、そして着る人の品格と洗練された立ち居振る舞いが一体となって表れているということが実感され、この日は日本文化の理解がより深まる機会となりました。